2012.06.05

【駒大スポーツ】 格下相手に4発快勝!大阪への切符獲得/大臣杯関東予選二回戦 

「アミノバイタル」カップ2012 第1回関東大学サッカートーナメント大会』兼総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東予選、第2回戦  (時之栖スポーツセンター裾野グラウンド)

駒澤大学 4-1 東京国際大学
(得点):〔駒〕=山本(62分)、宮城(70分)、湯澤(82分)、若山(83分)  〔東〕阿部(77分)
※公式記録はこちらから

「ダメ押し弾を決め相手を突き放した若山」

 

 『「アミノバイタル」カップ2012第1回関東大学サッカートーナメント大会』兼総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東予選・第2回戦は4日、時之栖スポーツセンター裾野グラウンドで駒澤大vs東京国際大が行われた。1回戦の東海大戦では、苦しみながらも勝利を手にした駒大。総理大臣杯出場を懸けた運命の2回戦、初戦で1部・慶應大を倒し波に乗っている県リーグの東国大を相手に勝利を収め、見事大阪への切符を手にした。
 
 立ち上がりは東国大が試合の主導権を握り、駒大は守備に徹する形となった。立て続けにシュートを打たれるが、MF若山瞭太(3年=加藤学園暁秀高)も「耐えるしかない」と、堅い守備で粘り切り失点を防ぐ。秋田浩一監督も前半を「良くなかった」としながらも、「それでも0点に抑えられたのは良かった」と、安堵の表情を見せた。攻撃面では最後までボールをつなぐことができずに、6本ものシュートを放った相手に対して、駒大は2本のみ。終始攻撃の糸口を掴めないまま、0-0で前半を終了した。
 
 後半に入ると、聞こえてきたのは駒大の応援。すると、それに応えるかのように試合は駒大ペースで動き出す。50分にはDF田中雄一(3年=前橋育英高)のクロスにDF平尾優頼(2年=市立船橋高)が頭で合わせるが、枠を捉えきれず。それでも62分にMF山本大貴(3年=ルーテル学院高)がこぼれ球に反応すると、左足を振り切り先制。試合後には「応援の力があって頑張れた。わざわざ来てくれる人がいるのに、負けるわけにはいかないので」と、振り返った。70分にもMF湯澤洋介(4年=矢板中央高)のクロスにMF小牧成亘(2年=ルーテル学院高)が潰れると、FW宮城雅史(4年=具志川高校)がボールを自身ごとゴールに押し込み2点目を挙げた。
 
 77分にはセットプレーから失点するものの、駒大の勢いは止まるところを知らず。82分に小牧の低いクロスに合わせた湯澤が、83分にはMF碓井鉄平(3年=山梨学院大付高)のFKに合わせた若山がそれぞれゴールを決め、東国大を一気に突き放した。その後も運動量で上回り連動した守備をみせ相手の追撃を許さず、試合終了の笛が鳴り響く。普段の駒大サッカーを取り戻した後半は、前半とは打って変わって調子を上げ、終わってみれば4―1の快勝。昨季の敗れた関東ベスト8の鬼門を突破し、本戦出場を決めた。
 
  再び中1日で中大戦を迎えることになるが、宮城も「このタイミングで1部の首位とやれるのはいい。絶対に倒したい」と、気合は十分。総理大臣杯出場は決まったものの、アミノバイタルカップはまだ終わっていない。DF三澤祥馬主将(4年=三菱養和SCユース)が「いい流れで大臣杯を迎えたい」と言うように、1部校を倒し、大阪へ向けて波に乗りたいところだ。

 以下、試合後の駒澤大監督・各選手コメント
 
◆秋田浩一監督
「前の山本と宮城と平野がボールの出所にきちんと行けていなかったが、前半を0点に抑えられた。(ハーフタイムには)動き出しと運動量、パスの質をしっかりするように伝えた。連戦だったので疲れてきているのかもしれない。けどこれを乗り切らないと。(湯澤は)前半はあまり良くなかったが、後半は良かった。自分の良い体勢を作れれば相手を交わしてゴール前に行くことが出来る。勝負する場所を考えてプレーすればもっと良くなると思う。(次は)厳しいかもしれない。とりあえずこれで全国大会には行ける。もう一つくらい勝ってベスト4にはいきたい。うまく使いわけて目の前の試合をしっかりやっていきたい」
 
◆三澤祥馬主将(4年=三菱養和SC・Y)
「前半は流れが悪かったので相手を押さえて、後半仕掛けようとする意識でやろうとした。(先制点をとって)相手の足が止まっていて、本当自分たちのサッカーをやっていればもっと点を取れると思っていた。(練習通り?)試合の内容は全然だめだったが、とりあえず勝てたことでなんとか練習通りっちゃ練習通りかなと思う。(後半の応援について)応援はやっぱりでかい。(本選出場について)とりあえずこの関東大会をとりにいく気持ちでやって、でそこからまたリーグ戦につながるような試合をして、またリーグ戦で2試合とって、でいい流れで全国大会に迎えられたらいいな、と」
 
◆湯澤洋介(4年=矢板中央高)
「本当に勝てて良かった。(前半は)自分たちがやろうとしていることが徹底できていなくて、相手がやっぱり波に乗っていたというのもあるが、前半はあまり良くなかった。(応援は)大きかったと思う。ここにいない人たちは今日はオフなんですけど、オフを返上してここに来てくれているロイヤリティーがあるし、すごくチームのことを考えてくれているし、やっぱり勝たないといけないなという気持ちになった。(得点は)得点はまあ、ごっつぁんじゃないですかね。ちょうど走っていたら流れてきたという感じなので。(本選決まったが)やっぱり去年出れなかった舞台なので、2年前の優勝を目標に1つ1つ勝っていきたい」
 
◆宮城雅史(4年=具志川高)
「去年の思いがあったから絶対に勝ちたかった。前半はちょっと違った。でも、後半はよかった。(研究されていたが)研究されてもいつも通りやって自分達が強いんだって所を見せたかった。戦術どうこうより自分たちのやることをやる。(後半の応援は)見てくれているんだな、と。わざわざ来てくれて励みになった。(得点シーンは)それまでに2つ外してたんで絶対決めたかった。(本選出場が決まったが)去年のかりを返したい。次、このタイミングで1部の首位とやれるのはいい。絶対、倒したい。浮かれないでしっかりやりたい」
 
◆山本大貴(3年=ルーテル学院高)
「自分が決めるところを決めておけば、もっと余裕な試合運びができた。(前半は)裏へ裏へという徹底ができていなかった。後半はその意識が強かったので、点も入って勝てた。(応援は)応援の力があって頑張れた。遠いところからわざわざ来てくれる人がいるので、負けるわけにはいかない。(得点は)宮城さんが競ってすらしてくれて、そのこぼれを自分が拾えて、結構練習していたので入って良かった。久しぶりでうれしかった。(そのあとは)1点取られて、追加点は取られる気はしなかったので、落ち着いてやれば行ける、と。(本選出場だが)2年前の優勝に続くように、今年は全国大会がこれで最後なので、優勝したい」

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 (文 駒大スポーツ 河田奈津子)
 (写真 同 佐藤 亮)