7月4日、東京都千代田区のアキバシアターで映画『ユナイテッド -ミュンヘンの悲劇-』観賞会と、人気お笑いタレントの土田晃之さんと『ワールドサッカーキング』編集長の前田拓さんによるトークショー(主催:フロムワン、協力:ゴー・シネマ、サッカーキング、サッカージャーナリスト養成講座、フットボールプラザ)が行われた。
1958年、マンチェスター・ユナイテッドのメンバーを乗せた飛行機がミュンヘンの空港で事故に遭い多くの尊い命が失われた。クラブ消滅の危機に立たされる中、一人のコーチが愛と情熱をチームに注ぎ込み、ユナイテッドは見事復活を果たす。
悲劇の事故から10年後、ユナイテッドはイングランドのクラブとして初めて悲願のチャンピオンズカップを手にした。前だけを見続けた結果がビッグクラブとしての礎を築いた。サッカーファンの心を揺さぶる観賞会となった。
そして第2部のトークショーでは、土田さんと前田編集長が登場し会場は大いに盛り上がりを見せた。土田さんは「ボロボロのチームを立て直す、まるで漫画みたいな話ですごいですよね。ぐっとくる見せ場もあったし、試合のシーンでは当時のラジオの音源を流していたから、昔の様子を想像できた」と話した。
ユナイテッドは歴史を積み重ねながら、資産価値や人気などあらゆる面で今や世界一のクラブになった。今季から加入する香川真司の特長について前田編集長は適応力の高さを挙げた。
また、注目されるポジションに話が及ぶと土田さんは「トップ下で、ルーニーとのコンビをぜひ見てみたい」と声をはずませ、「プレシーズンマッチでの活躍が大事ですね。ドルトムント時代のように切れ込んでシュート!というプレーを続けてほしい」と期待を込めた。
文・写真:石田達也(サッカージャーナリスト養成)
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