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【慶應スポーツ】第11節 4試合連続無失点で前期4位ターン/桐蔭大戦

2014.06.21

関東大学サッカー1部リーグ第11節(古河市立サッカー場)

 

慶應義塾大学3―0明治大学

 

(得点)=〔慶〕:45 +1 分  加瀬澤(浅間)64 分  望月(加瀬澤)87 分  川田

 

アミノバイタルカップの激闘から1週間。全国への出場権を逃した慶大は、リーグ戦前期最終節・桐蔭大戦に臨んだ。試合は前半終了間際に加瀬澤力(2年=清水東高)が先制点をあげると、後半には望月大知(2年=静岡学園高)、川田悠介(4年=桐蔭学園高)が追加点をあげ、結局3-0で勝利。前期最終戦を見事勝利で締めくくった。

シュートを放つ増田主将

シュートを放つ増田主将

 

試合開始後、両チームともボールを落ち着かせることができないまま試合が流れていく。慶大はボールを奪うとすぐに前線に送り、素早い攻撃を仕掛けるがゴール前でかみ合わずにシュートまで持ち込めない。22分、慶大は加瀬澤が右サイドでボールを受け、ノーステップで難しいシュートを放つがボールはゴールのわずか上。両チームなかなかチャンスが作れないでいたが、前半終了間際に慶大は待望の先制点を得る。45+1分、浅間(4年=暁星高)がスローインからボールを受けると、左サイドを突破。中央で待ち構えていた加瀬澤に冷静にパスを送ると、加瀬澤はトラップから落ち着いて決め、慶大が先制点を得る。直後に前半終了の笛が鳴り、慶大1点リードで前半を折り返す。

 

後半は両チームともシュートチャンスが増える展開となった。55分、相手陣地でボールを奪った加瀬澤が増田湧介主将(4年=清水東高)にパスを送り、シュートを放つがゴール左に外れた。桐蔭大も58分に左からのフリーキックに頭で合わせるがキーパー正面。一進一退の攻防が続く中の65分。慶大はセットプレーからチャンスを作る。加瀬澤のコーナーキックはきれいな弧を描きゴール前へ。相手より1歩前に出てフリーになっていた望月が頭で合わせ追加点。その後は慶大が試合を有利にすすめると87分には素早い攻撃で右サイドを駆け上がると、最後は川田が左足で見事ゴール右隅に決め3点目。その後も桐蔭大にチャンスを作らせないまま試合終了。リーグ戦4試合連続のクリーンシートとなった。

 

慶大はこれで前期4位という好成績でリーグ戦を折り返すこととなる。アミノバイタルカップでは悔しい思いをしただけに、この試合にかける思い、そしてインカレ出場への思いも強くなったのだろう。今後、慶大は天皇杯予選を戦った後、いよいよ早慶定期戦を迎える。リーグ戦の良い流れを維持し、定期戦3年ぶりの勝利をあげることができるか。慶大の戦いに注目だ。

 

【監督コメント】

 

望月大知(2年=静岡学園高)

 

―今日の試合を振り返っていかがでしたか

 

前期最終戦ということで最後しっかり勝とうと臨んだので、結果がついてきてよかったです。

 

―得点シーンを振り返っていかがですか

 

練習でもやっていた形だったので、(加瀬澤)力からいいボールがきたので決められてよかったです。

 

―得点をとった感想はどうですか

 

今シーズン、チャンスは多かったんですが、決めきることができてなかったので素直に嬉しかったです。

 

―失点がかなり少なかったですが

 

昨シーズンに比べたらかなり向上したと思うんですけど、まだまだ危ない部分もあるのでさらに詰めていきたいです。

 

―天皇杯予選・早慶戦に向けて一言お願いします

 

リーグ戦いい形で終われたので、天皇杯や早慶戦も流れにのっていい結果を出したいです。

提供:慶應スポーツ

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