2014.06.09

【駒大スポーツ】110分間の死闘制し、決勝へと駒を進める!

『「アミノバイタル」カップ2014 関東大学サッカートーナメント大会』兼 総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東予選準決勝(味の素フィールド西が丘) 駒澤大学1-0国士舘大学 (得点):〔駒〕=斎藤(103分)※公式記録はこちらから

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               「決勝点を決めた斎藤に駆け寄る選手たち」

『「アミノバイタル」カップ2014 関東大学サッカートーナメント大会』兼 総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東予選準決勝は6月7日、味の素フィールド西が丘で駒澤大VS国士舘大戦が行われた。大臣杯への出場が既に決まっている同士の決勝進出を掛けた戦い。序盤から猛攻を仕掛けるが相手の粘り強い守備に阻まれ試合は動かず、延長戦までもつれ込む。しかし延長後半、MF斎藤純平(4年=秋田商業高)のゴールで先制。その得点が決勝点で110分間の激闘を制し、悲願の決勝進出を果たした。

 

悪天候の中行われた一戦。立ち上がりから持ち味のサイド攻撃、FW小牟田洋佑(4年=前橋育英高)のポストプレーなどが上手くはまり、駒大優勢に試合が進む。10分には、MF板倉直紀(4年=千葉U-18)の強烈なロングシュートがバーを叩き、跳ね返ったところをMF吉岡雅和(2年=長崎総合科学大学附高)がヒールで押し込む。オフサイドになるが、最初のチャンスとなる。22分には、後ろからのロングフィードを吉岡がトラップし、反転シュートもGK小澤章人(4年=西武台高)のセーブに阻まれてしまう。その後攻め続けるも得点には前半はスコアレスのまま折り返す。

 

後半も前半と変わらず駒大有利に試合が進む。サイドからの攻撃を徹底し再三チャンスを作り出す。開始直後の46分には右サイドからのセンタリングをクリアされたところから立て続けのコーナーキックで相手ゴールを脅かす。55分には板倉のニアへと蹴ったコーナーキックから、DF平尾優頼(4年=市立船橋高)が頭で合わせるがネット揺らすことができない。得点を奪えないまま時間が過ぎて行くと終盤には逆にピンチが訪れる。44分、相手のパスワークから崩され、GK積田景介(3年=市立船橋高)と相手との1対1なるが、積田の気迫が溢れたセーブでピンチを凌ぐ。試合90分では決着つかず、延長戦へともつれ込む。

 

延長戦に入ると両者互いに疲れが見え始め、お互いに上手く攻めることができない。しかしこのままPK戦に入るかと思われた103分、板倉のミドルシュートに小澤が弾いたこぼれ球を途中出場の斎藤が詰め決勝ゴール。終了間際に粘り強さを見せた。残り時間は前線からのディフェンスで1点を守りきり110分間の死闘を制した。

 

久しぶりの決勝の舞台。決勝は専修大との試合になる。専大はリーグ開幕戦で対戦し0-6で大敗を喫している。決勝の意気込みについて平尾主将は「リーグ戦では大敗しているので、その借りを返す意味でもしっかり勝ち切りたいと思う」とコメント。開幕戦手も足も出なかった強豪に勝ちきることができるのか注目したい。

 以下、試合後の駒澤大監督・各選手コメント

 ◆秋田浩一監督

「(前半はロングボールよりサイド攻撃が多かったが)ずっと言っていることなので、外から攻めるといったのは目標でもある。もちろん小牟田のポストプレーも余計生きるのではないかと思う。ドリブルが得意な選手が多いので、それらを使えればそういった形でやれると思う。(得点が入れられなかったが)決定力不足だが、練習しているのでしょうがない部分はある。だが、小牟田はストライカーなので、何点か決めればエースストライカーになれるがやっとヘディングもそれなりに負けなくなったし、次はそういったのに変わって欲しいと思う。(次は決勝だが)僕が来てから関東選手権は決勝に立ってないと思う。リーグ戦の専修にはボロ負けしたので、ある意味それが色々なことを考えて変われるきっかけにもなったので、もう一回チャレンジできるからありがたいと思う。選手たちも一番やりたかった相手だと思うので、自分たちがどのくらい成長したかを見られると思う」

 ◆平尾優頼 (4年=市立船橋高)

「(チームとして)決して良い訳ではないが、最後の最後で粘れていて、相手より頑張れて戦えたこその結果だと思う。(個人として)ディフェンスは無失点で抑えれば勝ちの確立が上がる訳で、リーグ戦に関しては失点が多かったので、いくらオフェンス陣が頑張ってくれても、失点して負けることが多かったので、リーグ戦に比べればある程度成長していると思う。(今まで順当に勝ち進んできたが)今まで自分たちがやってきたのは2部のチームだったので、1部いるのはそれなりの理由がある訳で、国士舘大学だったら僕らがどれだけシュートを打っても、粘って決めさせてくれなかった。そういったのが1部のチームのすごさだと思った。(決勝への意気込み)リーグ戦では大敗しているので、その借りを返す意味でもしっかり勝ち切りたいと思う」

 ◆板倉直紀(4年=千葉U-18)

「(意識したこと)外から攻めるということ、セカンドボールをしっかり拾うこと、強い気持ちを持ってみんなで戦うということ。(振り返って)チャンスがいっぱいあったのに、出来ることが出来なくてこういう難しい試合になってしまった。(なぜ決まらない)ゴール前の厳しさが相手よりなかったと思う。サイドから上がるクロスに対してもう少ししっかり対応したい。(無失点で勝利)いつもこういう流れで点が取れなくて失点という試合が多かったので、みんな粘り強くやってくれたのが良かった。(決勝に向けて)リーグ開幕戦で負けているので、明日チャレンジできるように今日はしっかり準備したい。ずっと0で抑えているので、しっかり0で守って勝てるようにしたい。自分も前で得点に絡めるように頑張りたい」

 ◆斎藤純平(4年=秋田商業高)

「(振り返って)ディフェンス陣が粘って0に抑えてくれて、自分が入ってアシストでもゴールでも決めれば勝てると思っていたので、決めることができて良かった。(無失点で勝利)DF陣がこの大会頑張ってくれて、ほとんど抑えてくれているので、FW陣は1点決めれば勝てるので、そこはDF陣に感謝してFW陣は結果を残すことだけ考えている。(決勝に向けて)リーグ開幕戦0-6で負けてしまって、そこから自分達も1部で試合を積み重ねてきているので、明日その積み重ねをチャレンジャーとして挑みたい」

 ◆平野篤志(3年=大宮ユース)

「(今日は)全国が決まった後も気持ちを切らさずに戦ったことが今日の結果に繋がったのだと思う。DFの粘りがあったので攻撃の徹底をしっかりすればもっと点が取れたと思うし、もっと楽なゲームになった。(チャンスが多くあったが)サイドからもニアにも狙っていけていたので、クロスの数より質を高くいかなくてはいけなかった。(守備への意識は)監督も守備は攻撃の一歩というので、みんなかなりそこは厳しく意識していると思う。(決勝の専修大戦に向けて)リーグ初戦の時のチーム状況と今のチームは全く違う。間違いなく成長しているのでどのくらい出来るか試したい」

 (取材・駒大スポーツ)

(文・駒大スポーツ 清村亮太)(写真 同  小金沢遥)

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