2012.06.05

バルセロナ攻略法を探り、サッカーの奥深さを知る!

バルセロナ

写真=ムツ カワモリ

 6月3日、株式会社フロムワンにて短期セミナー「サッカー観戦力レベルアップ講座」が開催された。サッカージャーナリスト養成講座の主催によるもので、サッカーライターとして活躍する細江克弥氏を進行役に迎え、参加者が積極的に意見を出し合いながら「バルセロナ攻略法」に迫った。

 セミナーの前半では、バルセロナの“ストロングポイント”にフォーカスが当てられた。細江氏は「シャビは巧みなバックステップでパスコースを確保する」という遠藤保仁選手の言葉を紹介し、バルセロナの高いポゼッション率を実現するメカニズムについての議論を展開。参加者もそれぞれの意見を出し合い、セルヒオ・ブスケッツやセスク・ファブレガスの動き方など、主に華麗なパスワークを構成する中盤を分析した。

 一方、ストロングポイントを分析する中で「常にポゼッションを重視するスタイルがウイークポイントになる」可能性についても指摘。ミドルシュートの少なさや試合終盤に見られる傾向に触れ、守備を固める相手からいかにゴールを奪うかの考察もなされた。

 ストロングポイントとウイークポイントを踏まえた攻略法については、近年、各クラブが講じてきた戦術パターンを3つに分けて紹介。今シーズンのチャンピオンズリーグのミラン戦とチェルシー戦、リーガ・エスパニョーラにおけるレアル・マドリー戦から“ビッグクラブの戦い方”を分析し、さらに戦力面で劣る中堅以下のクラブに見られる戦術的傾向にも言及した。そうした分析から浮き彫りになる“攻略法”を考えることで、細江氏は「サッカーをもっと楽しく、深く観戦できるはず」と語った。

 「サッカー観戦力レベルアップ講座」は下記講座の受講生を募集中。サッカージャーナリスト養成講座のHPで受講申込を受け付けている。

「サッカー観戦力レベルアップ講座」の今後の講座
U-23日本代表の特徴を知る(6月10日)
サッカーの魅力を伝える方法を学ぶ(6月17日)

取材協力=米谷真人(サッカージャーナリスト養成講座