2014.06.02

【駒大スポーツ】城西大に8発快勝で、まず初戦突破

『「アミノバイタル」カップ2014 関東大学サッカートーナメント大会』兼 総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東予選一回戦(時之栖スポーツセンター裾野グラウンド) 駒澤大学8-0城西大学 (得点):〔駒〕=キム(19分)、嶋谷(27分)、平野(34分)、唐木沢(65分)、板倉(71分)、平野(77分)、斎藤(81分)、唐木沢(84分) ※公式記録はこちらから4fb55f7308899def8f5e2557b455f1ae86d6f61astd

「8発快勝で力の差を見せつけたイレブン」

『「アミノバイタル」カップ2014 関東大学サッカートーナメント大会』兼 総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東予選一回戦は5月31日、時之栖スポーツセンター裾野グラウンドで駒澤大VS城西大戦が行われた。今年も全国大会出場に向けた熱い戦いが火蓋を切った。この大会で上位6位までのチームに総理大臣杯 全日本大学サッカートーナメントの出場権が与えられる。前年の一回戦敗退で全国への切符を逃した悔しさから一年、8-0の大勝を飾り目標の全国大会出場へまず一歩踏み出した。

 

 朝方の晴れ間から一転、雷を伴う雨が降りしきる中始まった一戦。立ち上がりは両者相手の出方をうかがいながら時間が経っていく。試合を動かしたのは駒大だった。19分、MFキムデセン(2年=東京朝鮮高)のヘッドでゴールを奪うとそれを皮切りに、駒大のペースで試合を進められるようになる。待望の追加点は27分、序盤からなかなか決められなかったCKからだった。MF板倉直紀(4年=千葉U-18)の蹴ったボールに飛び込んだDF嶋谷昇大(3年=神戸弘陵高)が頭で合わせてゴール。また34分には、FW小牟田洋佑(4年=前橋育英高)のグラウンダーのパスにMF平野篤志(3年=大宮ユース)が合わせ3点目。3点差で城西大を突き放し前半を終える。

 

 後半は、前半同様サイドを大きく使った幅のある攻撃を徹底する。しかし、55分に嶋谷がペナルティエリア内で相手選手を倒してしまいPKを与えてしまう。このピンチを救ったのはGK積田景介(3年=市立船橋高)。ビックセーブでゴールを割らせない。これで勢いに乗った駒大はここから怒涛のゴールラッシュを見せる。65分にまたもコーナーキックからDF唐木沢真也(3年=前橋育英高)がヘディングで決め、71分には板倉が相手DFを背で負いながらボールをキープし反転してゴール。その後、77分、81分、84分にゴールを決め終わってみれば8-0で快勝した。

 

 今日の勝因はサイド攻撃が徹底できた上に、セットプレーで確実に点が取れたことだろう。駒大サッカーの強みが凝縮された試合だった。8-0というスコアからも完勝と言ってもいい完璧な試合であったが、主将平尾優頼(4年=市立船橋高)は喝を入れるのを忘れない。「立ち上がりがあまり良くなかったのと、オフェンス面での精度とデイフェンス面での寄せの甘さがあった」と反省点を口にする。まだまだ初戦突破という段階であり、チームを率いる主将は課題を挙げたうえで、これからの戦いを見据えた。ただ、けが人が出てきている中、メンバーを変更して臨んだ試合でこのように結果を出すことができたのは十分評価していいのではないだろうか。「誰が出ても戦える」ような、チームの戦術が浸透している証だ。二回戦の対戦相手は平成国際大学。去年の二部リーグ戦では2敗を喫した相手だ。中一日ではあるものの、今日の試合の勢いそのままに勝ち進んでほしい。

 

以下、試合後の駒澤大監督・各選手コメント

◆秋田浩一監督

「(今日意識したところ)忠実にプレーをする。あとはいつもと同じように外から攻めましょうと言ったのと、きっちりディフェンスをする、マークの受け渡しをちゃんとする。 (今回試合を振り返ってみて勝機はあるか)今回は偶々だが、きっちり守れて外から攻め、小牟田がもう少し頑張ることができれば、勝機はあると思う。自分達は先に点数を取られると厳しいので、リーグでも逆転がいくつかあったが前の2戦でも順大に追いつけなかったし、慶應に2点取られて追いつけなかった。シュート数はだいぶ打てるといっても、負けは負け。だから、まず点数を取られないということが大前提だと思う。そこができればいいと思う。 (次節への意気込み)あと二つ勝てば、絶対大臣杯に行けるので頑張りたいと思う」

◆平尾優頼 主将(4年=市立船橋高)

「(今日は)内容は良くなかったが、得点をして結果を残すことが出来たので、初戦にしては良かったと思う。だが、ここで満足するのではなく、上を目指して気を引き締めていきたい。(上を目指すには)オフェンス面ではシュートやクロスの一つ一つの精度を上げていくことが必要。ディフェンス面では、相手への寄せが甘いところがあるので、声を掛け合って修正し、粘り強くやっていかないといけない。 (今日のいつもと違う先発メンバーは)まだまだと言いたいところだが、緊張もあったと思う。ただ、もっとやってくれるし、出来ると思っている。(次戦への意気込みは)まずは予選でしっかりと全国への切符を掴みたい。そして、全国へ出場したら、2年前の悔しい思いがあったので、今度は笑えるように良い結果になるように頑張りたい」

◆板倉直紀(4年=千葉Uー18)

「(今日は)立ち上がりは厳しい時間があったが、とりあえず勝ててよかった。もっと楽な試合になったと思う。(決して苦しい試合ではなかったのでは)それでももっとやれなければいけなかった。(段々調子をあげていけていた)小牟田が競り勝ち始めてから自分たちのサッカーができるようになったのでその部分ではよかったと思う。(セットプレーが決まったが)セットプレーが決まったのはよかったと思う。(自身のゴールもあったが)あれは偶々だが入って良かった。(次節に向けて)まだ始まったばかりでこれからなのでまた気を引き締めて頑張りたい」

◆嶋谷昇大(3年=神戸弘陵高)

「(今日は)怪我で出場出来ていない4年生を全国へ連れて行くことを考えて戦った。(得点は) PKを与えてしまったり、ミスがあったりしたので試合の流れを悪くしてしまったので、もっとシンプルにプレーすれば良かった。得点するよりも失点を防げるようなプレーがしたい。(反省点は)後半の立ち上がりなどのミスで、チームの雰囲気が悪くなってしまい、負けてしまうこともあると思うので、しっかりとポジションを考えてプレーをしていきたい。 (次戦は)まずはイエローカードを貰わないことと、自分たちのやるべきことを徹底したい。また無失点を目指してやっていきたい」

◆唐木沢真也(3年=前橋育英高)

「(チームとして振り返って)入りが悪くて、チームとしての出来が良くない中で、相手も相手だが勝てたのは良かったと思う。明後日から関東リーグのチームが相手になって来るので、今日みたいな試合だと勝てないと思うので、そこはしっかり改善点が多かったから直していきたいと思う。(得点を振り返って)1点目はコーナーキックなので、ボールが来てくれればいつも準備している。2点目もボールが良かったので、あとは自分が頭ぶつけるだけだった。(次節への意気込み)内容が悪い中で、勝てたのは大きいし、点がたくさん取れた事は次につながるので、これで波に乗って改善するところは改善して、チームが流れ良くできればいいかなと思う」

 (取材・駒大スポーツ

(文・駒大スポーツ  髙尾葉菜)(写真  同  清村亮太)

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