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バルサ好きがスマサカにハマった理由 第三回 こんなにバルサの選手がそろいます

2014.01.13

第三回「こんなにバルサの選手がそろいます」

私は、1975年生まれの生粋のバルセロニスタである。日本にいながらして、ソシオ会員にもなり、30年余りバルサを応援してきた。そんな私が、あるゲームの虜になってしまった。この連載ではゲームの魅力に取り憑かれるまでの一部始終をお届けする。

「俺だけのFCバルセロナ」、「俺だけのバルサドリームチーム」を作るとは言ったものの、目的もなくダラダラとやるのは性に合わない。練習の目的を明確化し、短時間でコンパクトにまとめるバルサのスタイルとも合っていない。

 今回はターゲットとする選手を明確化してしまおうと思う。俺は昔からバルサを愛しているが、「クライフのドリームチームが最高だった」みたいなノスタルジーには興味がない。どう考えても、近年のバルサこそが最強のチームだった。レジェンドをリスペクトするのはいいが、それによって現在の選手たちへの敬意を欠くようでは本末転倒だ。こういうゲームでは昔懐かしい選手を集めていくという方向性もあるのだと思うが、ここは現在のチームにこだわってみたいと思う。


メッシ

 まずはメッシだ。言うまでもない。しかし、これは達成してしまった。カード自体は複数あるようなので、「よりレアリティの高いメッシ獲りを目指す」という二次的な目標をゆるく設定しておこうと思う。


シャビ

 そしてシャビだ。分かってない奴は彼の評価が低いが、ある意味でメッシ以上に彼はバルサのシンボルなんだ。グアルディオラの系譜を受け継ぐピボーテだが、年を重ねるにつれてよりトータルな選手になっていった。メッシがバロンドールなのは仕方ないが、シャビにも何かやるべきなんじゃないか。今年34歳になる。シャビの時代が終わりに近づきつつあることは俺も認めないわけじゃない。でもだからこそ、俺のチームにシャビが欲しい。


イニエスタ

 お次はこの男だろう。俺はワールドユースに出た頃から注目していたが、プレーがシンプル過ぎたもんだから評価されるのは遅かった。あのU-20スペイン代表を観て「“個”が物足りない」なんて言う日本人までいたくらいだからな。ドリブル、パス、シュートとどれを取っても一級品。ある意味で超人のメッシと違って、努力で培った感のある技術の数々にあこがれる少年が多いのも当然だろう。まあ、とにかく一つ一つのプレーが“うまい”んだ。


ブスケッツ

 正直に白状しておくと、ここまでの選手になるとは思っていなかった。鈍くさく見えてしまったんだけれど、まったくそんなことはなかった。カンテラ育ちらしい戦術眼と技術の両方を持っていて、ピボーテでも最終ラインでも得がたい仕事をしてくれる。派手なビッグプレーが好きな奴には好まれないかもしれないが、俺は彼のプレーが好きだ。


ピケ

 ジェラール・ピケは、サッカーの思想を変えてしまったんじゃないかな。「デカイ奴は不器用。特にストッパーなら尚更」っていうセオリーは彼の登場で過去の遺物になったね。190cmを超える長身なのに、そのボールさばきの優雅なことと言ったら。ただでさえバルサの中盤を抑えるのは不可能に近いのに、さらにその後ろからピケがビルドアップする。この形が完成したとき、バルサは世界最強になったんだ。守備も含めてなお、俺はピケとプジョルのコンビが当時の世界最強だったと今でも思っている。


D・アウベス

 いろいろな評価があると思うけれど、D・アウベスはイレギュラーだと思うんだ。バルサはその歴史の中で色々な外国人選手を助っ人として受け入れてきたが、彼ほどバルサのスタイルと毛色が違うにもかかわらず、ピッタリとフィットしてしまったDFなんていないよな。爆発的な走力で3バックのストッパーをやっていたときは仰天したけれど、彼はやれてしまうんだ。身体能力勝負のサイドバックは周りが見えない選手なのが普通だけれど、彼は本当の例外だな。


J.アルバ

 左サイドバックはこの男だろうな。基本的にはバレンシア育ちのこの男は世界最高の左サイドバックかもしれないな。バレンシアでは必ずしもバルサっぽいプレーをしていたわけではないけれど、いざバルサに来たらきっちりとプレーできるあたり、クレバーな選手なんだろう。バルサのカンテラにいた時期もあるけれど、スペイン代表での経験が大きかったのかもしれない。


ペドロ

 ペドロって名前の選手は多いけれど、もはや一番のペドロはこいつになったんじゃないか。カナリア諸島の出身なのに小さなときから熱狂的なバルセロニスタだったという変わり種だ。16歳の若さでバルセロナにスカウトされたときは、どういう心境だったんだろうな。ウイングだけれど、ウイングじゃない。まさにバルサらしいウイングだから、スカウトの眼力は確かだった。苦しい時期もあったけれど、やっぱり俺のバルサにウイングを置くなら、この男だと思う。


A.サンチェス

 もう一人のウイングは、彼になるかな。史上初めてチリ人の選手が加入するって聞いたときは「大丈夫かな?」と思ったけれど、プレーを一目見て気に入った。南米らしい技巧派なんだけれど、技に溺れたりはしない。純粋に速さもあるから、アクセントになれる選手だと思う。あとはまだ若いから伸びしろもあるだろう。


プジョル

 最後は、彼だ。シャビのところで「終わりに近づきつつある」なんて触れたけれど、やっぱりこの男についても語らないわけにはいかないだろうな。偉大なリーダーであることに異論はないが、やっぱり彼はまずファイターなんだ。思い出すのは、2000年だったかな。まだ若かったころのフィーゴとのマッチアップ。あの最悪な選択をした、しかしまあ確かにトンデモないタレントだったアイツを気迫で抑え込んじまった、あのクラシコは忘れられない。いまはケガばかりで、シーズンが終わればバルサのユニフォームを脱ぐかもしれないなんて言われている。でもだからこそ、俺のチームのキャプテンとして迎えたい。

 GKに関しては俺の中で整理できていない部分もあって、今回は置いておこうと思う。まずは、この10人だ。「俺のバルサ十傑」を揃えるところを、大きな目標にしてみたいと思っている。

 次回はいよいよ、このゲームの肝と言うべきイベントに挑んでみようと思う。今回の特集でカードを眺めているだけで本当に欲しくなっちまった選手たちも何人か入ってくれることを期待しよう。俺のチームも、その過程で完成形に近づくんじゃないかな。

第四回「最終回」に続く。(1月17日掲載予定)


▼名称
「スマサカbyGMO」

▼料金
基本プレイ無料
(アイテム課金制)

▼配信ストア(マーケット)
Android版:Google Play
iOS版  :App Store

▼対応OS(推奨環境)
Android2.3~4.2の推奨端末
iOS5.0以降の対応機種

▼開発元
GMOインターネット株式会社




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