2013.09.29

【慶應スポーツ】攻撃に怖さなく、後期4連敗を喫する 第14節/明治大

関東大学サッカー1部リーグ第14節(早大グラウンド)

 

慶應義塾大学0-2明治大学

 

(得点)=〔明〕:石原(9分)、秦(70分)

 

後期ここまで苦しい戦いを強いられている慶大の今節の相手は明大。何としても初勝利が望まれる状況だったが、またしても勝ち星を挙げることはかなわなかった。

 

ボランチとして活躍した増田

ボランチとして活躍した増田

 

直近の試合ミスが続いたGKには、峯達也(3・桐光学園高)が起用され、さらにボランチには増田湧介(3年=清水東高)、右サイドには岩田修平(4年=名古屋グランパスU-18)と二人の副将が後期初出場を飾った。

 

試合は序盤、互いに前線から積極的にプレスをかけていき中盤でボールが収まらない展開が続く。特に慶大は、バックラインでのパス回しを執拗に追ってくる相手に苦しめられ思う様な攻撃を仕掛けていくことが出来ない。すると、9分右サイドをワンツーから崩され失点。試合序盤で1点のビハインドを背負ってしまう。

 

失点後、何とか攻撃の糸口を見つけたい慶大は、29分飯高颯生(2年=大宮アルディージャユース)のミドルシュートから流れを掴むと、37分決定的なチャンスを迎える。端山豪(2年=東京ヴェルディユース)が左サイドでタメを作ると、前線へと走り込んでいた増田へパス。増田が相手DF2人を置き去りにして、PA内へ侵入しクロスを上げる。しかし、このクロスはわずかに合わず、得点には至らない。チャンスをものにできなかった慶大は、そのまま前半を終える。

 

後半早い時間に追いつきたい慶大だったが、明大ペースで後半は幕を開ける。3分、PA内へ侵入されるも保田隆介(3年=横浜F・マリノスユース)が体を張ったブロック。続く10分にも中央PAすぐ外でボールを持たれピンチを招くも、何とかしのぐ。今節「ゾーンディフェンスに変更」(須田監督)した守備が機能し、相手の攻撃を摘み取っていく。ディフェンスラインの頑張りに得点で応えたいところだったが25分、明大に追加点を許してしまう。

 

2点差とされた慶大はその後ボールを保持。しかし、「思い切りの良さ」(松下主将・4年=國学院久我山高)に欠けたプレーが続き、相手陣内で怖さを見せることが出来ない。PA外で仕掛けることなく、ショートパスを繰り返す展開が続いていく。ロスタイム1分には端山のFKがクロスバーに嫌われるという不運もあり、試合は02のまま終了した。

 

総シュートはわずかの2本、後半に至っては1本もシュートを打っていないという状況は大きな問題だ。次節の中大戦までの改善が急務と言えるだろう。もうあとはない。チームはまさに正念場を迎えている。

 

 

【選手コメント】

 

松下純土主将(4年=國学院久我山高)

 

02という結果についていかがですか

「先週までの敗戦を受け入れて、守備の部分であればマンツーマンのところをゾーンに変えてみたり、攻撃の所に重点を置いたりと着手していました。90分間通して準備していたことが出来て、自分たちのサッカーもある程度できていたと思うんですけど、攻撃の所であれば最後思い切りの良さであったり、迫力がなかったですね。シュートも90分通して1,2本くらいしか打てていないので、もう少し最後の思い切りの良さが必要ですね。」

 

―パスは回るが、シュートまでいけないという状況に関してどのように考えますか

「攻撃の枚数も足りていないですし、中盤の選手たちも守備のリスクを背負ってでも一歩前へ出るべきですし、そういった思い切りの良さが足りないところでしたね。」

 

―今節はボランチのコンビが増田選手でしたが、感触はいかがですか

「久々でしたが、セカンドの所を拾うこともできていたので良かったと思いますね。ただ、ボランチとして僕ら二人が、前線を追い越していく動きをもう少し増やしていければなと思いました。現にボランチが上がって、ボールが渡ることでチャンスになっていることもあったので、そこは改善していきたいです。

 

4年生の岩田選手が先発しましたが、同じ4年生としていかがでしょう

「今まで、4年としては僕しか試合に出ていないということもあって、責任は増しますし、それをこなすのが主将として当たり前だと思っています。ただ、彼がいるのといないのでは安定感がだいぶ変わりましたね。」

 

―次は開幕戦で敗れた中大戦ですが、一週間でやっていきたいことは何ですか

「僕らは、まず連敗を脱出することが第一目標で、相手がどこであろうと最高の準備をしていきたいです。今週は、試合に出ていない4年生中心に最高のサポートをしてくれた中での敗戦で悔しく、不甲斐ない想いで一杯です。来週は今週以上に準備をして、何とかして中央戦に勝ちたいですし、この悪い流れを断ち切りたいですね。」

提供=慶應スポーツ