中でも注目すべきは、異国の地で自らを高め、挑戦を続ける日本人選手たちの活躍だ。世界最高峰のプレミアリーグで成長を続けるボルトンの宮市亮。ロシアで己と向き合い続ける本田圭佑。若き才能たちがうごめくオランダ・エールディヴィジで飛躍を誓う若武者たち。
日本のフットボールをけん引する蒼き戦士たちの戦いを追え!
“ハイスクールサッカー”から欧州屈指の強豪アーセナルへ。プロの世界を知らない18歳の高校生は、レンタル先のフェイエノールトで12試合3得点3アシスト。誰をも寄せ付けない圧倒的なスピードと変幻自在の足技で観衆を魅了し、“リオジーニョ”の愛称で親しまれるまでに至った。
アーセナル復帰後には、ロビン・ファン・ペルシーや “レジェンド”ティエリ・アンリから多くを学びとり、飛躍のためにボルトンへ。プレミアデビューを果たし、FAカップでは己の武器であるスピードを存分に発揮して移籍後初ゴールをマークした。「アンリのようなゴール」(イギリス紙ガーディアン)と絶賛され、その将来がさらに期待される選手だ。
イングランドの屈強な男たちをもなぎ倒す宮市の武器。烈火のごときスピードとドリブルは、フットボールの母国でも通用することを示した。残留を目指すチームの中で、どれだけ己を高められるか。始まったばかりの“宮市亮というサクセスストーリー”は、目に焼き付ける価値がある、至極の探検記だ。
本田に立ちはだかる大きな壁。長期に渡る故障というキャリア最大の試練。だが、本田の眼差しが“世界一への道”から逸れることはない。
日本人離れしたフィジカルと攻撃性でCSKAモスクワの攻撃をけん引する本田。まずは2006年以来のロシア・プレミアリーグ優勝という大目標に向かって進む。強豪ゼニトや、サミュエル・エトーらが所属するアンジ・マハチカラという強力なライバルたちとの戦いは必見だ。
ヨハン・クライフやオランダトリオを輩出した育成大国オランダ。以降もウェスレイ・スナイデルやアリエン・ロッベンら、世界的スターを生み出し続けている。日本代表に名を連ねる吉田麻也、安田理大、オランダで自らの場所をつかんだカレン・ロバート、若き高木善朗、そして今冬にはハーフナー・マイクもこの戦いの舞台に加わった。
世界に通用する選手になるために。世界を驚かせるために。異国の地で挑戦を続ける選手たちの雄姿を見守れ。
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