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明治大は桐蔭横浜大の堅守を崩せずドロー 17戦ぶりの無得点に終わる

2016.11.01

惜しくもあと一歩ボールに届かず、決定機を逃した丹羽 [写真]=谷澤優佳(明大スポーツ)

JR東日本カップ2016第90回関東大学サッカーリーグ戦第20節 明治大学0-0桐蔭横浜大学

文=臼井美理亜(明大スポーツ)

 決定打に欠けた。第40回総理大臣杯全日本大学トーナメント準決勝で争った相手である桐蔭横浜大学は、現在10位ではあるが堅い守備でゴールを守り、明治大学はその布陣を崩せず得点を奪えないで前半終了。ハーフタイムに修正点を確かめ、ゴールを奪おうと意気込んだ後半には、後期に3試合連続得点を決め活躍を見せる櫻井敬基など攻撃的な選手を投入してチャンスは作るがシュートまで持ち込めず、決め切れない場面が目立った。0-0で試合は終了し連敗を避けることができたが、第3節以来の無得点となった。

 無失点にこだわってきた。無失点は第15節の早稲田大学戦以来。前線からハイプレスをかけてくる桐蔭横浜大を相手に「失点0に抑えたという部分では、すごくポジティブに捉えていい」(服部一輝主将)と、引き分けに終わったがチームとして掲げていた目標を達成することができた。全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)はトーナメント戦になるため無失点に抑えることは重要だ。「インカレに向けて、一試合一試合をトーナメントだと思うためにも失点をしない」(服部)と他のチームよりも先にインカレ出場が決まっている分、相手をしのぐ試合展開を意識した。

 けれども無得点では終われない。64分、丹羽詩温がジャンピングボレーで叩き込もうが、ボールにあと一歩足が届かず最大の決定機を逃してしまった。「FWとして攻撃が0に終わったことはとても悔しい」(丹羽)。前線からハイプレスをかけて高い位置でボールを取っても、ショートカウンターに持っていけず、得点には結び付けることができなかった。また、攻撃陣の距離感が遠かったことも無得点の要因。「ゴール前の精度だったり最後の崩しの形だったり、なかなかやり切れなかった」(栗田大輔監督)と、今は三冠達成に向けて課題の洗い出し時だ。

 新たな目標はインカレ優勝。目の前の試合を全力で戦い、三冠に向けての準備もしていく。次節は両校集中応援日となる現在5位の法政大学との対戦。「インカレ優勝に良い形で持っていくには2節2勝するのがベスト」(丹羽)。残り2試合を完封勝利で飾りたい。

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