2016.10.04

慶應大、4失点喫し駒澤大に敗戦 セットプレーから2点返すも反撃及ばず

セットプレーから豊川がゴールを奪う [写真]=慶應スポーツ
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文=森本凜太郎(慶應スポーツ)

 豪雨の中行われたJR東日本カップ2016第90回関東大学サッカーリーグ戦前節の専修大学戦で辛くも勝ち点1を拾った慶應大。優勝に向け、望みをつなぐためにも勝ち点3が欲しい今節は7位の駒澤大学との戦いに臨んだ。しかし22分、右サイドから入れられたクロスボールが誰にも触られずにゴールに吸い込まれ先制を許してしまうと、後半に入っても流れを引き戻すことができない。47分、49分と立て続けに失点を喫すると64分にも得点を奪われ、あっという間に0-4。いいところがないまま終盤を迎えるとセットプレーから2点を返し、意地を見せる。だが、反撃及ばず。痛い敗戦を喫した。

 前節、ピッチの状態が悪く、さらに先行される展開ながら引き分けに持ち込んだ慶應大。優勝に一縷の望みをかけるため、駒澤大戦に臨んだ。スタメンは右サイドハーフに溝渕雄志を起用。彼の突破力に大きな期待が懸かった。また、FWには山本哲平もスタメンに復帰させ、先制点を狙った。

 この試合最初の決定機は慶應大に訪れる。18分、溝渕が一気に2人を抜き去り、GKとDFの間に鋭いクロスボールを入れる。中央にいた山本が反応するも、触ることができず先制点を奪うことはできない。このシーンをきっかけにゲームが動き始める。19分、駒澤大の吉岡にクロスバー直撃の鋭いシュートを放たれ、肝を冷やした慶應大。しかし、22分に均衡を破られてしまう。右サイドから駒澤大の中原にクロスボールを入れられると、それが直接ゴールに吸い込まれ先制を許す。このゴールが駒澤大に勢いを与えることとなり、前半は押し込まれる展開が続いた。それでも上田朝都の好セーブもあり、追加点を与えずに前半を折り返す。

 なんとか流れを引き戻し逆転したい慶應大だったが、後半の立ち上がりが悪かった。47分、左サイドをドリブルで一気に破られると中央にいた駒澤大の吉岡に流し込まれ0-2。さらにその2分後にも吉岡のクロスボールがそのままゴールに入り、3点差とされる。苦境に立たされた慶應大は攻撃のカードを切る。井上大に代えて手塚朋克を、池田豊史貴に代えて渡辺夏彦を投入し、状況の打開を図った。

 だが、次のゴールを奪ったのは駒澤大だった。64分、裏に抜け出した吉岡に左足を振り抜かれ、失点。圧巻のハットトリックを決められその差を4点に広げられる。一矢報いたい慶應大は65分、手塚が強烈なミドルシュートを放つも左ポストに弾かれ、ゴールならず。73分には須田芳正監督は山本に代えて田中健太を投入し、交代枠3枚を全て攻撃的な選手に使った。すると81分、左サイドでFKを得ると近藤貫太が正確なキックでゴール前のスペースへボールを送ると走りこんだ豊川功治が頭で反らし、1点を返す。

 攻勢を強める慶應大は90+2分にも近藤のCKから渡辺がペナルティーエリア内にシュート性のパスを送ると望月大知がコースを変えて2-4。しかし、反撃もここまで。駒澤大の個人技に苦しみ、痛い敗戦を喫した。

 今節を終えて、首位明治大との勝ち点差は17に広がった。「関東リーグ優勝」――。今、この目標は遠いものとなってしまった。それでも、戦いは続く。「目標をはっきりさせることでサッカーもはっきりする」と須田監督が話すようにチーム全体で目標の修正及び意識の統一が必要となるが、大切なのは1試合1試合戦い抜くこと。残り6試合、真価が問われるのはここからだ。

選手のコメントは慶應スポーツのホームページ(http://keispo.org/wordpress/?p=39432)で閲覧できます。またTwitter(@keispo2015)にて毎節試合速報をしておりますので、そちらもご利用ください!

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