2016.09.27

明治大、数的不利でも強さ変わらず早稲田大に完封勝利 丹羽詩温が後期リーグ初得点

後期リーグ初得点を決めた丹羽 [写真]=古賀章太郎(明大スポーツ)
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文=亀井笙子(明大スポーツ)

 苦しい中で勝ち切った。昨季のリーグ覇者である早稲田大学との試合は序盤から接戦を繰り広げるが、21分に山崎浩介がレッドカードで一発退場。まさかの事態から10人という数的不利での戦いとなった。それでも攻守で粘りを見せ、40分には丹羽詩温がチャンスを逃さず先制に成功。後半も割り切った堅い守りでなんとか逃げ切り1-0で勝利。後期リーグ戦最初のヤマ場を乗り越えた。

 全員で守り抜いた。21分、山崎が一対一で相手選手を後ろから倒し、レッドカードの判定。場内は騒然となったが「みんなで話し合って、切り替えて10人で勝とうという意思統一をした」(櫻井敬基)と選手たちはすぐに試合に集中した。柴戸海が最終ライン、丹羽が2列目に下がり、フォーメーションを4-4-2から4-4-1に急遽変更。守備に徹する形となった。その後は何度もセットプレーからの攻撃などでゴールに迫られるも、長沢祐弥が好セーブを連発。27分にはディフェンス陣のパスミスからGKと一対一を許す場面もあったが、素早い反応で前へ出てピンチを救った。受け身の時間は試合の残り時間が短くなるにつれ多くなったが、86分には空中戦に強い岸本英陣を投入するなどさらに守りを固め対応。「めちゃくちゃしんどかった」(小出悠太)と運動量は格段に増したが、最後まで粘り強いディフェンスで耐え切った。試合終了直後ではつかんだ無失点勝利にベンチ選手も立ち上がり喜びをあらわに。「すごくチームの成長につながっている」(栗田大輔監督)。10人でも勝ち切る高い一体感を見せた。

 苦しい場面で決めてくれる男だ。40分、早坂龍之介の縦パスから土居がペナルティエリア少し手前の空いたスペースに走り込んだ丹羽にラストパス。最後はグラウンダーのシュートでゴール左に先制点を突き刺した。「後期、チームが3戦で11点取る中で自分自身はフォワードとして1点も取れなかったのが悔しくて情けないというような気持ちがあった」(丹羽)。前期リーグ戦では得点王に輝いたが、後期は開幕から無得点と鳴りを潜めていた丹羽。試合後には「ほっとした」(丹羽)と安堵の表情も見せていた。明治大の頼れるストライカーが帰ってきた。

 リーグ優勝がより濃厚になった。後期リーグ開幕4連勝で勝ち点を36に伸ばし、首位を独走している明治大。しかし「優勝できるんじゃないかっていう雰囲気はない」(小出)とあくまでも選手たちが見ているのは目前の1試合。次の相手はライバルの流通経済大学で、現在10位と低迷しているが前期リーグ戦で唯一負けている相手と油断はできない。一試合一試合全力で戦い、このペースのまま白星を重ねていきたい。

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