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仙頭啓矢の直接FK弾実らず…東洋大、中央大との上位対決に敗れ8試合ぶりの黒星

先制点となる直接FKを決めた東洋大FW仙頭啓矢 [写真]=横山恵美(スポーツ東洋)

 JR東日本カップ2016 第90回関東大学サッカーリーグ戦 2部前期を良い形で締めくくるべく、中央大学との上位対決に臨んだ。52分に仙頭啓矢が直接FKを叩き込み先制するも、5分後に同点弾を許すと86分にセットプレーの流れから勝ち越し点を献上。丹代藍人や小林拓夢といったニューヒーローの投入もむなしく、逆転負けで前期リーグ折り返しとなった。

 大チャンスだった。直前に行われた試合の結果により、勝てば首位と勝ち点1差で前期リーグを折り返すことのできる状況となった。28度まで上昇した気温により給水タイムも取られる中で行われた一戦は、お互いに主導権を握れない展開が続く。相手の激しいプレッシャーにより、ディフェンスラインからのビルドアップを封じられる。その中でもロングボールで相手サイドバックの裏を狙うなど、得点のチャンスをうかがった。29分に得たPKは惜しくも防がれスコアレスで前半を折り返すが、後半開始直後に田中舟汰郎が倒されFKを獲得。キッカーの仙頭は「ニアに蹴ろうか迷ったが、風もあったので得意なファーを狙った」と壁の横を抜けるボールを選択する。この判断が功を奏した。「風下の45分が待っていると考えてた時に、難しくなるなとは思った」と古川毅監督が考えた直後の先制弾にイレブンは喜びを爆発させた。しかし、そのリードも束の間だった。同点弾を喫した後は相手の交代策に苦戦し、加えて「極力減らすように」と古川監督が警戒していたセットプレーを多く与えてしまう。そして相手の後半5本目のCKだった。一度は伊藤俊祐のスーパーセーブが飛びだしたが、そのこぼれ球を拾われるとクロスから決勝点を許してしまった。
 
「東洋は先制できたら勝てるというジンクスがあった」と語ったのは仙頭。事実、前期リーグで先制した試合は10節を終えた段階で5勝1分と強さを見せていた。今季初の逆転負けに「最低限、勝ち点1を持ち帰らないといけない」と厳しい表情を見せた古川監督。この“シックスポインター”を落とし、首位との勝ち点差6で前期を折り返すこととなったが、昨年や一昨年よりも競った状況だ。開幕当初懸念されていた、スタメンとその他の選手の実力差も「差はあってないようなものになった」。第4節から7戦負けなしで勝ち点を積み上げたことも含め、ポジティブな要素も多い。

 2週間後には「アミノバイタル」カップ2016 第5回関東大学サッカートーナメント大会を控える。昨年は劇的な勝利もあり創部初の総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント出場権を獲得した。メンタル面を一旦リセットし、2年連続での全国の舞台を勝ち取る戦いへ臨む。

文=當麻彰紘(スポーツ東洋)

選手のコメントはスポーツ東洋のホームページ(http://sports-toyo.com/news/detail/id/4368)をご覧ください!

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