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総理大臣杯出場に向けてまず1勝…関西大が流通科学大を下し3回戦突破

突破を試みる関西大FW吉井佑将 [写真]=嶋健太朗(関西大学体育会本部関大スポーツ編集局)

「全員サッカーで日本一」を念頭に掲げ戦いを続ける関西大学。目標達成に向け、最初のチャンスが訪れた。8月に行われる2016年度 第40回 総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント出場を懸けた2016年度 第45回 関西学生サッカー選手権大会。関西学生リーグ1部に所属する関西大は、21日に行われた3回戦の流通科学大学戦が初戦となった。また、リーグ3連勝中とチーム状況は上々。全国切符をつかむには、準決勝進出が条件だ。流通科学大は2部Bリーグに所属するだけに、チーム力の差を見せて勝利を奪いたい。

 試合開始序盤は互いにチャンスを作れない展開が続くが、徐々に関西大が実力を発揮。18分、田上怜からボールを受けた塩谷仁がシュートし、CKを獲得する。右からのCKは一度阻まれたものの、こぼれ球を森主麗司がミドルシュート。これをゴール前にいた鯉沼晃が反応し、先制点を挙げた。得点の余韻も冷めやまぬまま、同時間に追加点が生まれる。吉井佑将がドリブルでペナルティーエリア内に侵入。シュートは打てなかったが、相手DFが触ったボールを田上が右足で流し込んだ。その後も、前線からの激しいプレスで相手に自由を与えない。前半終了間際には、左サイドを突破した塩谷のクロスに、森主がワンタッチシュートを放つものの、惜しくもゴール右へと外れる。前半は終始、関西大がゲームを支配し、ハーフタイムを迎えた。

 エンドが変わった後半開始早々、相手のミドルシュートが関西大DFに当たり、ゴールネットを揺らす。不運な形で1点を返された。しかし、関西大がすぐさま反撃を開始。右サイドのDF飯塚郁仁が角度のないところから右足を振り抜く。抑えの効いたシュートはニアサイドに突き刺さった。再びリードを2点に広げる。このまま関西大ペースで試合が進むかと思われたが、64分に自陣ゴール前の競り合いの中、途中出場の鈴木拳士郎がレッドカードを受け一発退場。残り約30分を一人少ない状態で戦うことになった。その後は、攻勢に出てくる流通科学大に対し、この試合で主将を務めるGK松山瑞生を中心に守り抜く。相手に追加点を与えないまま試合は終了。3-1で勝利し、4回戦に駒を進めた。

 勝利は収めたものの、完勝とはいかなかった。前田雅文監督は「相手に少し合わせてしまった」と課題を語る。一つの負けも許されないトーナメント戦。わずかな気の緩みが命取りとなってくる。4回戦の相手は、1部の近畿大学を下し波に乗る京都学園大学だ。連戦となる過密日程だが、全戦力を結集し、関西大サッカーをとどろかせる。

文=嶋健太朗(関西大学体育会本部関大スポーツ編集局)

選手のコメントは関大スポーツのホームページ(http://kanspo.univ.nikkansports.com/?p=5261)に掲載しています。また、関大スポーツは関西大学の選手に独占インタビューを行い定期的にインターネットに掲載しております。その他にもTwitter(@kanspo)にて試合速報を行っています。ぜひ、ご覧ください!

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