2016.05.17

東洋大、坂元達裕が豪快ミドル弾…朝鮮大戦で今季初の完封勝利

決勝点となるゴールを決めた坂元 [写真]=スポーツ東洋
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文=藤井圭(スポーツ東洋)

 試合終了の笛とともに、守備陣は安堵の表情を浮かべた。JR東日本カップ第90回関東大学サッカーリーグ戦6試合すべてで失点していた東洋大学にとって、今季初の無失点勝利。前節の悪夢を振り払い勝利を収めた。

 前節は1-0で迎えた後半アディショナルタイムに失点し、勝利目前で勝ち点2を取りこぼした。「引きずらずに流れを引き寄せるためには勝利が必要」と古川毅監督は選手に切り替えを要求。新たな気持ちで、この試合に挑んだ。朝鮮大学の球際の強さに古川監督は「自分たちが足元でプレーする形を作れば主導権を握れる」と、持ち味の細かくパスをつなぐスタイルで相手を揺さぶった。そして37分、勝野瑛のパスカットから右サイドを崩すと、坂元達裕が個人で突破し3人に囲まれながらも「ミスキック気味になった」シュートを放つ。「綺麗に決まって良かった」とボールが吸い寄せられるようにゴールネットへ導かれ、東洋大が先手を取る。その後も前半は積極的にチャンスを作るも決めきれず。「欲を言えば追加点を加えられればベストだった」と古川監督は悔やんだ。

 フィジカルを全面に押し出してくる相手に後半は押し込まれる展開になったが、11人と途中出場した3人全員で守りきった。中でも右サイドバックとして先発し、積極的なオーバーラップで坂元とともに右サイドを制圧した飯島樹生は「チームが集中して粘って戦えた」と勝因を挙げた。飯島は本来ボランチの選手だが、今季はサイドバックで全試合に先発している。「ボランチでもリーグで十分通用する」と本職でも監督から高い評価を得ている。しかし高橋宏季や勝野との共存や、昨年サイドバックが多く抜けたチーム事情もありコンバートされた。もともと昨年からチャレンジしていたポジションで、開幕前から監督にも指示されており、飯島は「自分で整理してリーグが始まっても問題なくできている」。1-0で迎え「終盤に逃げ切ると決断した」古川監督は、攻撃の主軸である仙頭啓矢を下げてフレッシュな選手を入れるなど、最後まで勝利にこだわり勝ち点3を手繰り寄せた。

 次節は今季いまだ無敗で首位に立つ東京国際大学と対戦する。「直接差を縮めるチャンス」と古川監督は意気込んだ。無敗という意味で勢いがある相手にどれだけ冷静に戦えるか。完全アウェイの状態で、首位の東京国際大に初黒星を付ける。

選手のコメントはスポーツ東洋のホームページ(http://sports-toyo.com/news/detail/id/4135)をご覧ください!

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