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大学4年間で155得点…関西学院大のエース呉屋大翔、出場停止の決勝は「喉がつぶれるまで応援する」

 今シーズン4つ目のタイトル獲得を目指す関西学院大学は、12月16日に行われたアパマンショップPresents平成27年度第64回全日本大学サッカー選手権大会準決勝で明治大学と対戦。試合は4-2で勝利するも、この試合で今大会通算2枚目の警告を受けたエース、呉屋大翔(ガンバ大阪加入内定)が決勝戦で出場停止となることが決まった。

 2点のリードを追いつかれた直後の42分、「リーチだとわかっていたので、もらいたくはなかったけど、試合中は必死でした」と意識していたイエローカードをもらってしまう。「もらった瞬間は頭が真っ白になって、その後は全然プレーに集中できなかった」

 勝っても負けてもこの試合が大学ラストマッチ。その事実に動揺を隠せずにいた呉屋を目覚めさせたのは、主将のDF井筒陸也(徳島ヴォルティス加入内定)だった。「ハーフタイムに陸が僕の頭を叩いて、『今日はお前が決めて勝つから』って言われて、思わず泣きました。実はロッカールームから出て、後半に入る時も少し泣いてたんです。でも、陸のおかげで点も取れたし、最低限の仕事はできたかな」

 呉屋の大学ラストゴールは、3-2でリードして迎えた後半アディショナルタイムに生まれた。ゴール前を離れた相手GKからボールを奪ったMF福冨孝也は、中央に走りこむ呉屋へパス。無人のゴールに流しこんだ。

 この得点を合わせて、大学4年間の公式戦で積みあげた得点は155点になった。印象に残っているゴールをたずねると、「誰にパスをもらったかを大事にするタイプなので、今年の関西選手権の決勝で(小林)成豪からのクロスを決めた得点はすごく印象に残ってるし、1年生の時に決めたリーグ戦の初得点は森信太朗からのパスだった。挙げたらキリがないけど、今日の最後のゴールは、あんな形ありえないやろ。4回生全員の気持ちが乗ったゴールだと思ったし、最後が一番、最高でした」と呉屋。

 関西学院大での4年間を振り返っては、「あと150点ぐらいは取りたかったんですけど(笑)」と冗談交じりで前置きしつつ、「充実した4年間だった」と清々しい表情を見せた。「物足りなさはないけど、最後、優勝した瞬間にユニフォーム姿で陸と成豪と抱き合いたかった」。その心残りはチームメートに託して、歓喜の時を待つ。

「決勝は喉がつぶれるまで応援して、めちゃくちゃ叫びます。関学はいつもふざけているようなやつばっかりなんです。でも、『頼むから勝ってくれ』って信じてます」

 関西学院大は19日に行われる決勝で、阪南大学と対戦する。

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