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明治大がPK戦の末、順天堂大を撃破…阪南大は大阪体育大との関西対決を制す/インカレ

2015.12.13

 12月13日、平成27年度第64回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)の準々決勝が各地で行われた。

 関東第2代表の明治大学は、プレーオフ枠の順天堂大学と対戦。立ちあがりから明治大が押しこみ、7分にMF差波優人(ベガルタ仙台加入内定)のCKからDF小出悠太が合わせて先制する。

 明治大のリードで向かえた後半、開始直後に試合が動く。48分、ロングボールに抜けだした順天堂大FW佐野翼が冷静に流しこみ、同点に追いつく。その後も順天堂大が攻めこむ時間帯が続くも、明治大GK服部一輝のファインセーブが光り、得点には至らず。結局、両チームに勝ち越し点は生まれず、勝負は延長戦に突入する。
 
 すると、迎えた100分。右サイドからのボールを、最後はゴール前に走りこんだFW和泉竜司(名古屋グランパス加入内定)が合わせて明治大が勝ち越しに成功。しかし、順天堂大も譲らない。延長後半に入った110分、MF毛利駿也のゴールが決まり、再び試合を振りだしに戻す。

 116分には、明治大MF差波のセットプレーからDF岸本英陣が頭で合わせて3-2。このまま試合終了かと思われた119分、順天堂大はセットプレーの流れから最後はFW松島奨真が同点とし、3-3のまま決着はPK戦に委ねられた。

 両チーム2人ずつが決めると、先攻の順天堂大は3人目で失敗。後攻の明治大は5人全員が成功し、PK戦5-4で激戦を制した明治大が準決勝に進出した。

 一方、関西第2代表の阪南大学は、関西第5代表の大阪体育大学との関西勢対決に臨んだ。8分、MF前田央樹の得点で阪南大が先制するも、大阪体育大は21分に菊池流帆が同点弾を決め、1-1で折り返す。

 後半に入ってもスコアは変わらず延長戦に突入すると、101分、阪南大の前田がこの試合2点目のゴールを決め、再びリードを奪う。その後、105分に大阪体育大MF浅野雄也の得点で2-2となるも、107分に阪南大FW外山凌が3度目の勝ち越し点。このまま試合は終了し、3-2で勝利した阪南大がベスト4に駒を進めた。

 なお、第1試合が延長したため、13時30分にキックオフ予定だった第2試合の開始時間は未定。

■準々決勝の結果
阪南大 1-1(延長2-1) 大阪体育大
順天堂大 1-1(延長2-2、PK戦5-4) 明治大

13時30分キックオフ予定
早稲田大 vs 国士舘大
関西学院大 vs 流経大

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