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流経大が夏冬連覇を達成、主将を務めた鈴木翔登は熊本に加入/前回大会インカレ

2015.11.29

 12月8日に首都圏を中心に開催される平成27年度 第64回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)。全国各地のリーグを勝ち抜いた24大学が出場する。

 前回大会は、夏の総理大臣杯で優勝した流通経済大学が冬のインカレで初優勝。夏冬連覇を達成した。

 1回戦で、流経大は九州産業大学と対戦。前半を0-0で折り返したのもの、後半にFWジャーメイン良が2得点を決め、2-0で初戦突破を決めた。2回戦は東海学園大学、準々決勝は大阪体育大学に勝利し、ベスト4に進出。準決勝では、関西地区第2代表のびわこ成蹊スポーツ大学と激突し、MF渡邉新太と、その後ザスパクサツ群馬へ加入を決めたFW江坂任が2得点を決め、4-0で快勝。

 対する関西学院大は、関西地区第3代表として大会に出場。1回戦でIPU・環太平洋大学に3-0、2回戦で鹿屋体育大学に2-0、準々決勝で鹿屋体育大学に1-0。大分トリニータに加入した主将のDF福森直也を中心としたDF陣が、3試合を完封で締めた。阪南大学との準決勝は、関西同士の一戦になった。試合開始早々の2分、2016シーズンヴィッセル神戸に加入内定のMF松下佳貴に先制点を許した。しかし、エースFW呉屋大翔の同点ゴールとMF池田優馬が決勝点を決め、2-1の逆転勝利で決勝に駒を進めた。

 国立競技場の改修工事に伴い、味の素フィールド西が丘で開催された決勝戦。前半をスコアレスで終え、後半に入っても両チームなかなか得点が決められない。すると、87分に江坂が左足を振り抜くと、グラウンダーのシュートがゴールネットを揺らした。このゴールが決勝点となり、流経大がインカレ初優勝を達成。相手に12本のシュートを浴びるも、1失点に抑えていた関西学院大だが、5本のシュートに終わり、得点を奪うことができなかった。この試合で主力として活躍した流経大のDF湯澤聖人、DF田上大地、MF古波津辰希、MF中村慶太。関西学院大のDF井筒陸也、呉屋らは今年4年生で出場が予想される。

 なお、最優秀選手を受賞した流経大のDF鈴木翔登がロアッソ熊本に入団。福岡大のDF大武峻(名古屋グランパス)、国士舘大のFW平松宗(アルビレックス新潟)、専修大のDF北爪健吾(ジェフ千葉)など多くのJ加入選手がプレーした。

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