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中央大、後半アディショナルタイムの逆転弾で後期リーグ戦初勝利/関東大学リーグ1部第21節

文=岩根史記(中大スポーツ)

 前節、明治大学に敗れ14年ぶりの2部降格が決まった中央大学。後期リーグ戦はここまで全敗と苦しい戦いが続く中で迎えた神奈川大学戦。残留に向けて後が無い神奈川大は53分、MF奥田晃也のゴールで先制。中央大は85分にFW翁長聖が退場し、数的不利に追いこまれるも、89分にFW古橋匡梧、後半アディショナルタイムにMF早坂翔が得点し逆転。2-1で後期リーグ初勝利を挙げた。

 序盤から両チームともに雨で濡れたピッチに苦戦し、つなぎの部分でミスが目立った。28分、神奈川大はFW鈴木翔大が左サイドを抜け出しクロス。これをMF菊地佑太がニアで合わせるも中央大GK佐川雅寛が好セーブを見せる。中央大は40分、DF縣翔平のパスに抜け出した山田和輝がシュートを放つもわずかにポスト右。さらに44分には古橋がFW内田祐介とのワンツーでゴール正面に切れこみ、翁長へパス。翁長がワンタッチで落として古橋がシュートを放つもDFがクリア。前半終盤にチャンスを作るも無得点に終わり、0-0で後半へ折り返す。

 後半は序盤から神奈川大が攻勢を仕掛ける。50分、奥田の左クロスに鈴木が合わせるもまたも中央大の佐川のビッグセーブに阻まれる。しかし53分、左サイドからのクロスを鈴木が落としたボールに奥田が流しこみ神奈川大が先制する。

 流れを引き戻したい中央大だったが、翁長が危険なタックルを受けた場面で主審がファウルをとらなかったことをきっかけに、徐々に選手たちが審判団に不満を表し始める。切り替えが遅くなった中央大を尻目に神奈川大が試合の主導権を握るも、奥田が絶好のチャンスを逃すなど追加点を挙げられない。

 85分、タックルを受けてからフラストレーションが溜まっていた翁長が審判への暴言で一発退場となる。この判定で神奈川大が勝利に大きく前進かと思われたが、「ひとり少なくなったことが点を取りに行く意識を植え付け、いい意味でプラスに働いた」(中央大の手塚聡監督)と、ここから中央大が猛攻を見せる。

 89分、最終ラインからのロングボールに途中出場のFW岩淵諒が競り勝ち、古橋が左足でゴール右隅に決めて同点。さらに後半アディショナルタイムに入って、左サイドのMF小形聡司のクロスを古橋が粘ってシュート。ポストに当たったこぼれ球をこちらも途中出場の早坂が押しこみ、「みんなの最後まであきらめないという気持ちがあったからこそのゴール」(早坂)で逆転。試合はこのまま終了し、中央大が驚異の粘りで後期リーグ戦初勝利をもぎ取った。

 中央大は勝利こそしたものの、「内容で勝ったわけではなく、手放しでは喜べる勝利ではない」と手塚監督。最終節となる次節では内容にもこだわり、来季の2部への戦いに弾みをつける試合ができるか注目だ。

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