2015.10.26

慶應大、早稲田大との天王山に敗れ首位陥落…11戦ぶりの黒星/関東大学リーグ戦第19節

文=熊谷健二(慶應スポーツ) 

 今シーズン3度目の早慶戦。前節までの順位は慶應義塾大学が首位、早稲田大学が同じ勝ち点で並ぶ2位と、勝者が首位に立つ最高の舞台で行われた。決定機を逃し続けた慶應大は36分に先制点を奪われてしまう。後半に入り、松木駿之介のゴールで同点に追いついたものの、83分に決勝点を許す。この結果、11戦ぶりの黒星となり、首位の座を早稲田大に明けわたす形となった。

 この天王山に勝ったチームが、関東リーグ制覇へと大きく近づく重要な一戦。両チームの応援もヒートアップし、大学サッカーの聖地、味の素フィールド西が丘は異様な緊張感に包まれた。「調子が良かった」(須田芳正監督)松木駿之介を4試合ぶりにスタメンに抜擢した。

 立ちあがりこそ不安定だったものの、徐々に慶應大が主導権を握り始める。11分に右サイドで相手DFに走り勝った手塚朋克がグラウンダーのクロスを入れると山本哲平が右足で合わせるが、わずかに右へ逸れてしまう。26分には手塚のクロスを田中健太が頭で合わせるがこれは枠の上へ。さらに、32分にはこぼれ球を手塚がシュート。しかし、これも決めることができず、決定機を逃し続けると流れが早稲田大学に傾いてしまう。35分にCKを与えると、ヘディングで合わせられるが、ゴールライン上でクリアし再びCKに。このCKはヘディングでクリアしたものの、ペナルティーエリア外で待ち構えていた奥山政幸の豪快なボレーシュートで先制点を献上してしまう。前半のうちに追いつこうと怒とうの攻撃を見せるものの、早稲田大の堅い守備をあと一歩崩せずに前半を折り返す。

 後半は立ちあがりから松木がミドルを狙い、積極的に同点弾を奪いに行く。そして迎えた66分、右サイドを持ちあがった溝渕雄志がアーリークロス。相手のDFとGKの間にうまく入りこんだ松木が滑りながら合わせて同点に追いつく。逆転したい慶應大は黄将健を投入。しかし、早稲田大のセットプレーが続き、なかなかボールを運ぶことができない。そして、83分だった。数的不利の状況を作られると、グラウンダーのクロスから最後は山内寛史に決められ勝ち越しを許す。追いつきたい慶應大は、90+2分に小谷春日のクロスを手塚が折り返したものの、黄にはわずかに合わず。試合終了のホイッスルが鳴ると、選手たちは各々悔しそうな表情を浮かべた。

 一度は同点に追いついたものの、リーグ戦では第8節の早稲田大戦以来11戦ぶりの敗戦。また、今年の早慶戦は3戦3敗となった。選手たちは口々に悔しさをにじませたものの、関東リーグ制覇に向けて気持ちを切り替えている。そして、次節の相手は「非常に相性がいい」(須田監督)国士舘大学。優勝争いは上位5チームに限られ、最終節まで上位対決が続く。ライバルに勝利し王座に輝くためには1節1節が正念場だ。

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