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同志社大が岡村、西村のゴールで大阪経済大を撃破/関西学生2部Aリーグ後期第4節

文=西村健汰(同志社スポーツアトム) 

 チャンスを確実にモノにする勝負強さが光った。前半は決定機を生みだすことができず、相手守備陣を脅かすまでは至らなかった。エンドが替わった後半、同志社大が猛攻を仕掛ける。後半開始早々、高い位置でのインターセプトから、最後は岡村悠矢がゴール。82分には西村拓馬のシュートが決まり勝負あり。1部昇格へ近づく大きな勝ち点3を手にした。

 今夏の総理大臣杯にも出場した難敵、大阪経済大学を撃破した。大阪経済大はリーグ戦こそ下位に甘んじているものの、地力のあるチームで、前期に同志社大を苦しめたことも印象深い。格下相手に圧勝した前節とは打って変わり、苦戦を強いられることとなった。前半から引いて守る相手に対し、同志社は攻撃の糸口をつかめない。サイドで起点をつくろうと試みるも、中を固めてくる守備に手を焼くこととなった。逆に30分、35分と大阪経済大に決定機を作られるが、GK白岡ティモシィの好セーブでゴールは割らせず。スコアレスで前半を終えた。

 後半、何としても点が欲しい同志社大は守備からリズムを作っていく。51分、高い位置でパスカットした平田雄己が持ちあがり、ボールは抜けだした岡村の元へ。岡村がGKとの一対一を押しこんでゴール。これで前期から5試合連続の先制となった。先制した同志社大は西村拓、関純直と運動量豊富な選手を投入して、試合を優位に進めていく。82分にはカウンターから杉原啓太が持ちあがり、パスを受けた西村拓がDFをかわしてシュート。「自分の前に2枚くらいDFがいたが、その前に2本くらい外していたので、絶対に決めたいという気持ちで振り抜いた」(西村拓)という気迫でねじこんだゴールが試合を決定づける2点目となった。守備陣も無失点に抑え、これで2試合連続の完封勝利となった。

 安定した戦いぶりで首位の貫禄を見せつけた。特に前半は一進一退の攻防が続き、攻めきることができなかったが、DF陣が踏ん張った。2試合連続の無失点は今シーズン初のことで、ゼロに抑えたこと自体は誇れるだろう。耐え抜いた前半を経て迎えた後半、攻撃陣がきっちりと仕事をして2点を奪った。攻守が噛みあった内容の濃いゲームだった。しかし、望月慎之監督は警鐘を鳴らす。「無失点だったが、大経大のミスも多く、手放しで喜べるような守備の対応ではなかった。もっと細かいところを詰めなければいけないし、球の出どころをどうやって抑えるか、取られた後のファーストディフェンスなどが課題。自分たちの狙っているスタイルは出しきれていないし、その中で勝ててしまっている危うさはある」。確かに、守備が後手に回って自陣深くに攻めこまれるというシーンが目立った。来シーズン、1部で戦うことを想定すれば、そういったプレーが致命的になりかねない。また、苦しみながらも勝ちきれたが、裏を返せば危険なゲームだったわけだ。残り5試合、こういった課題をどう修正するのかというところに、今後の真価が問われる。

 自動昇格圏内を確保するための3位との勝ち点差は依然として8と、大きく開いたまま。よほどのことがない限り1部昇格は可能な状況だ。しかし、「最終目標は2部優勝」(平田)。やはり、優勝して1部に挑むことに意味がある。そのために必要なのは圧倒して勝つこと。イニシアチブを相手に渡している隙はない。残り5試合、もう1段階ギアを上げて臨みたいところだ。

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選手のコメントは同志社スポーツアトムのホームページ(http://doshisha-atom.net/headline/result.php?linkno=24&no=1847)をご覧ください!Twitter(@atom_doshisha)では試合の速報もしています!

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