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明治大FW和泉竜司圧巻の4ゴール、桐蔭横浜大に4-0大勝/関東大学1部リーグ第15節

文=谷澤優佳(明大スポーツ)

 FW和泉竜司主将が圧巻のゴールショーを見せた。リーグ最多失点タイの桐蔭横浜大学から1人で4得点。前半立ち上がりは相手の流れとなったものの、8分の和泉の先制ゴールから一気に明大ペースに。13分、27分と立て続けに和泉がゴールを挙げ前半を3-0で折り返す。後半に入ると相手に流れを渡したが、無失点で切り抜け後半31分には和泉が4点目を挙げて勝負あり。連勝で暫定首位の国士舘大学まで勝ち点差3に迫った。

 絶対的エースがピッチで圧倒的な輝きを放った。相手ペースとなっていた前半8分、FW瀬川祐輔からのパスに抜け出した和泉がGKとの一対一を制し、ゴール右上にシュートを突き刺して先制。13分にも左サイドからの瀬川のクロスをゴール前で和泉が落として右足を振り抜き追加点を挙げる。「練習通り、お互いに狙っていた部分だった」(和泉)と練習の成果を見せ、瀬川と和泉の連携で早い時間に2点差をつけた。前半27分には相手GKのミスキックをDF柴戸海が敵陣内でカット、パスを受けた和泉のシュートはGKの左を抜けゴールネットを揺らした。前半27分で3得点を挙げハットトリックを達成した。和泉のハットトリックは2013年度後期リーグ戦流通経済大学戦以来と約2年ぶり2回目。しかしそれだけでは終わらなかった。相手に主導権を握られ、シュートまで持ち込めなくなっていた後半31分。右サイドのFW岩田拓也が中にボールを送り込むと中央で受けたMF差波優人のスルーパスに和泉が抜け出してシュート。GKは一歩も動けず、今試合4点目を叩き込んだ。

 強い思いが大量得点を呼び込んだ。後期リーグ開幕戦、2戦目とシュート0本に終わった和泉。「打てば何かあるかもしれないしシュートという意識は練習から強く持っていた」(和泉)と前節、今節はシュートに対する高い意識を見せた。目標とするのは後期10ゴール。今節4得点を挙げ、今年度8得点と一気に得点ランキング3位に躍り出て得点王も視野に入ってきた。しかし「自分が得点するのも大事だけどチームが勝たないと点を取っても意味がない」。あくまでも目指すのはチームの勝利につながる得点。背番号10を背負う主将は結果だけを追い求める。

 攻守に組織力を見せた。攻撃面ではチームとしてこだわるラストパスの精度、攻撃に関わる枚数が向上。練習で培ったつながりを見せ、ボールに対し複数の選手が後ろから上がることで攻撃に厚みを出した。「個人技ではなくて人が絡んだ上での得点だった」(瀬川)と和泉、FW藤本佳希の個人技での打開によるところも多かった前期から変貌を見せている。

 共通意識で無失点だ。後半に入ると相手のハイプレスに対応しきれず、後手に回る場面が増えた。ボランチが後ろに下がって守備に加わったことで相手に高い位置でプレーされるように。それでも「最後のところで弾けば全然問題ないと思っていた」(DF山越康平)とボールを持たせてもゴールは割らせないディフェンスで得点を決めさせず。後期リーグ戦では無失点では勝利を挙げており、明治大らしい堅守が戻ってきた。前半通りの守備を保つことはできなかったものの「勝てた上で反省点も出たのでポジティブに捉える」(栗田大輔監督)と前後半での差を突き詰め、今後につなげる。

 上位進出へ大きな連勝となった。26日の試合を終え明治大は暫定4位。暫定首位の国士舘大とは勝ち点差3にまで迫った。今節大量得点を挙げた明治大だが、昨年度リーグ戦では得失点差で準優勝。「取れるところで取るというのが大事になる」(和泉)と得点にも強いこだわりを見せていく。次節の相手は暫定12位で降格圏に沈む神奈川大学。下位チームとの戦いになるが、受け身の気持ちでは臨まない。はっきりと捉えた上位陣の背中を追い、狙うのは勝ち点3だけだ。

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