2015.08.11

ルーキー富田の公式戦初ゴールで明治大が初戦突破/総理大臣杯

文=渡邊弘基(明大スポーツ)

 夏のインター・カレッジとも呼ばれる2015年度第39回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントが8月7日に開幕。関東第1シードとして創部初の大臣杯制覇に燃える明治大学は、北海道教育大学岩見沢校との2回戦からの登場となった。立ちあがりから決定機を決めきれない状況に苦しむが、公式戦デビューを果たした富田光が前半32分に待望の先制点を獲得。追加点こそ奪えなかったものの、その後は相手の猛攻を退け1-0で勝利。12日に行われる東洋大学との3回戦に駒を進めた。

 公式戦初出場のルーキーが試合を決めた。前半32分、中央での瀬川祐輔のドリブルと同時に富田が相手DFの背後を狙ってペナルティーエリア右に走りこむ。瀬川からラストパスを受けた富田は「最後は気持ちだった」と冷静にゴールに流し込み、初出場で初得点という快挙を成し遂げる堂々のデビューを果たした。

 起用が決まった際には「やっときたな」と富田。「シュートを打ったり、思いっきりやることが1年生らしさ」と試合に入り、その言葉どおりピッチの中では確かな存在感を放った。「細かいところに入っていくのが非常に上手な選手」(栗田大輔監督)。小気味良い動きで相手の背後を狙い再三ゴールを脅かした。フロントの期待に応える働きを見せた富田は「自分たちが良いアクセントになれたらなって思っている」。新戦力の活躍に目が離せない。

 難しいゲームを制した。相手校はすでに1回戦を勝ちあがり、弾みをつけていた。一方で明治大は今試合が初戦と戦いづらさは想定どおりあったが、前半のうちに先制点を取ったことで払拭。立ちあがりも悪くなく、ビルドアップでのミスから何度かピンチも招いたが、組織的に崩されはしなかった。「何よりも勝てたことが良かった」と栗田監督もトーナメント初戦での「勝利」を何よりも評価した。

 しかし決定力不足も想定内のままでは優勝することは困難だ。以前から決定力不足が課題で、栗田監督も試合前に念を入れたが、今回も解消とはならず。藤本佳希、木戸皓貴らアタッカー陣が良い形でシュートを打つ場面もあったが、ゴールネットを揺らせなかった。「勝ちはしたが、決定機は多くあったし、力の差を考えても満足できる試合ではない」と和泉竜司主将。決めきる力が大臣杯制覇のカギとなる。

 次戦の相手は東洋大だ。総理大臣杯には今年が初出場であるが、大阪体育大学との2回戦はアディショナルで相手に同点弾を許すも、その直後に勝ち越し弾を決める劇的勝利。東京都トーナメント学生系の部も勝ちあがり、ここ最近では負けなしで勢いに乗っている。「自分たちがやることはどこが相手でも変わらない」(和泉)。本質を見つめ直し、求められるのは攻守における最後の部分でのクオリティーだ。関東勢対決を制し、ベスト4への道を切り開く。

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