JR東日本カップ2015第89回関東大学サッカーリーグ1部残り1節で、2位の選手と6ゴール差をつけて、17ゴールを挙げているFW松本孝平(国士舘大学)が得点王をほぼ確実なものとしている。
関東大学サッカーリーグ1部で得点ランキングトップに輝き、後にJリーグで活躍する選手は多い。
2006年には、当時3年生のFW渡邉千真(早稲田大学)が14得点、翌年には20得点を挙げ、2年連続の得点王となり、その後横浜F・マリノスに入団。2010年は、当時1年生のFW赤﨑秀平(筑波大学)がトップの15ゴールをマーク。2011年はFW阪野豊史(明治大学)が受賞したが、2012年には再び得点王に返り咲き、鹿島アントラーズに加入した。
前々回大会はFW仲川輝人(専修大学)が輝く一方で、現日本代表のFW武藤嘉紀(慶應義塾大学)が19試合で10ゴールを記録。前回大会はFW前澤甲気(専修大)が得点ランキングトップとなったが、大会が規定する14ゴールに1点届かず、得点王受賞には至らなかった。
12校によるリーグ戦(前期後期制)が開催されるようになった2005年から、得点ランキングトップに輝いた選手は以下のとおり。(入団先は大学卒業後のチーム)
■2005年度
井上平(法政大学→東京ヴェルディ) 14得点
■2006年度
渡邉千真(早稲田大学→横浜F・マリノス) 14得点
■2007年度
渡邉千真(早稲田大学→横浜F・マリノス) 20得点
■2008年度
木島悠(筑波大学→清水エスパルス) 18得点
■2009年度
船山貴之(流通経済大学→栃木SC)、鈴木寛一(中央大学) 12得点
■2010年度
赤﨑秀平(筑波大学→鹿島アントラーズ) 15得点
■2011年度
阪野豊史(明治大学→浦和レッズ) 16得点
■2012年度
赤﨑秀平(筑波大学→鹿島アントラーズ) 17得点
■2013年度
仲川輝人(専修大学→横浜F・マリノス)15得点
■2014年度
前澤甲気(専修大学→ソニー仙台)13得点