2015.12.01

ハリルが中学生を熱血指導「何人かテクニックを持った選手がいた」

 11月28日、都内でヴァイッド・ハリルホジッチ監督の直接指導によるサッカー合宿「KIRINキャンプ」が実施された。

 同キャンプは日本代表オフィシャルパートナーのキリングループ(キリン株式会社、キリンビール株式会社、キリンビバレッジ株式会社)が、「サッカー日本代表 応援WEEK2015」のプログラムの一環として実施したもの。中学校サッカー部もしくはサッカークラブに所属する中学1年生から3年生までの男子30名を対象に1泊2日で行われた。

 ハリルホジッチ監督は、冒頭で「リラックスして笑って、本当に楽しくやってほしい。トレーニングもそうだけど、学業面でもできるだけ高いところにいってほしい。プロの選手として活躍してほしいし、もしかしたらA代表に入るかもしれない。これはフットボールを好きな人みんなが目標にしていることで、国を代表してあのユニフォームを着ることは誇りだ」と“夢”を与えるメッセージを送った。

 オリエンテーションを終えると、早速ハリルホジッチ監督による講義が開始。参加者は緊張した面持ちで指揮官の声に耳を傾けた。座学の後はグラウンドでトレーニングを実施した。ハリルホジッチ監督はチャンピオンシップ準決勝を視察するため一時不在になったが、コーチ陣の指導の下、ボールコントロールやパス回しなどの基礎練習を中心に行い、最後は2グループに分かれてミニゲームを消化。約2時間、汗を流した。

 昼食後は再び座学を受け、約2時間のトレーニングに臨んだ。ボールを使ったサーキットトレーニングやハーフコートにミニゴールを4つ設置しての変則的なミニゲームを行った。午前中は笑顔が少なかった参加者たちも、コミュニケーションを取り合うことで徐々に打ち解けてきた様子。約2時間にわたりA代表監督の熱のこもった指導を受けた。

 キャンプ1日目が終了し、ハリルホジッチ監督は「子どもたちとトレーニングできたことは喜びだ。指導者としてこれだけ長いトレーニングを子どもたちにしたことはなかった。いい思い出にしてほしいし、フットボールを通じて子どもにメッセージを伝えたい」とコメント。「何人かテクニックを持った選手がいた」と印象に残った選手もいたようで、「偉大な選手になれるかどうかは別の話だが、この年代にはテクニック、フィジカルともに大事だ。とにかくボールをたくさん触ることが必要。この年代で身に付いたテクニックはその後のサッカー人生につながるし、大人になってから習得するのは難しい」と持論を展開した。通訳が間に入っての指導のため、選手とのコミュニケーションを重んじる指揮官は「日本語ができればダイレクトに伝えられた」と嘆いたが、「それでも彼らは早く理解してくれた」と真剣に取り組む参加者たちの姿勢を評価した。

 A代表の現役監督が中学生を直接指導する機会は、世界を見てもめったにないこと。ハリルホジッチ監督は「日本でサッカーの価値をもっと高めたい。私の夢は日本でサッカーが一番のスポーツになることだ。日本のサッカーに貢献したい」と語った。キャンプ2日目はゲーム形式のトレーニングなどが予定されており、こちらもハリルホジッチ監督が直接指導する。

 キリングループでは「サッカーを通じて人を応援する」のコンセプトのもと、ファン・サポーターとともに日本代表を応援する活動に加え、未来の選手や子どもたちの元気を応援する様々な活動を展開している。「サッカー日本代表 応援WEEK2015」はその一環で、ファンやサポーターから「未来のサッカー日本代表が強くなるために何が必要か」をテーマにアイデアを募集。4000件を超えるアイデアをもとに議論を重ね、今回のサッカーキャンプ企画が採用された。

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