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2得点を挙げたU-15日本代表FW棚橋尭士「苦しい時に得点が奪えて良かった」

2015.10.29

 10月27日、バル・ド・マルヌ U-16国際親善トーナメント2015がフランスで行われ、U-15日本代表はU-15イングランド代表と対戦した。日本は2点を先行され苦しい展開となるも、棚橋尭士と久保建英の得点で前半のうちに追いつく。後半には棚橋の今試合2点目と宮代大聖の得点で逆転に成功し、初戦を白星で飾った。試合後の選手たちのコメントを、日本サッカー協会の公式サイトが伝えている。

 先発出場したFW山田寛人(セレッソ大阪U-18)は、「試合序盤は相手の勢いに負けて失点しまったが、その後は前線から守備をし、高い位置でボールを奪い何度かチャンスを作ることができた。最後には粘り強い戦いで勝利を飾ることができた」と振り返った。しかし、個人としては、「DFラインの裏へ抜けだしシュートまで持ちこむことができても決めきれなったり、一対一の仕掛けで相手に奪われるなど反省点も多かった」と課題を挙げ、「気持ち切りかえて、次戦に活かしたい」と述べている。

 2得点を挙げたFW棚橋(横浜F・マリノスジュニアユース)は、「試合の立ちあがりはピッチ状況などに苦戦し、劣勢が続いたが、焦らず自分たちのサッカーをやり続けていい流れになった。個人としても苦しい時に得点が奪えて良かった」と語り、「DFラインの裏への抜けだしや、相手DFとの駆け引きが何度も成功してチャンスを作ることができた」と収穫も得た。今後に向けては、「前線からの守備や連携した守備が課題なので、より粘り強くしていきたい」と語っている。

 一方、GK大内一生(横浜FCジュニアユース)は、「この遠征で日本代表としてピッチに立つことができて大変誇りに思う。チームとして絶対に勝つという気持ちが相手より強かったので接戦を勝ちきれたのだと思う」とコメント。守備陣としては3失点と納得いく結果ではなかったが、「個人としては常にコーチングすることを意識してプレーした。改善は必要だが、継続していきたい。普段対戦できない相手と真剣勝負ができるいい機会なので、残りの試合も全て勝ちたい」と前を向いた。

 日本は29日に行われる第2戦で、U-15フランス代表と対戦する。

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