2015.07.10

ユニバ男子GK福島春樹、仏を完封で4強に貢献…指揮官も絶賛「まさに主将の仕事」

 9日、ユニバーシアード男子サッカー競技は準々決勝を迎え、フランスと対峙することとなった。大会前から神川明彦監督が要警戒の相手と見なしていたチーム。前回大会ではDF車屋紳太郎(現 川崎フロンターレ)、MF長澤和輝(現 ケルン)、谷口彰悟(現 川崎フロンターレ)、泉澤仁(現 大宮アルディージャ)、FW赤崎秀平(現 鹿島アントラーズ)といったタレントを擁した日本が、準決勝で激戦の末に敗れた因縁深い相手でもある。フランスは当時のメンバーが6名残っており、「力のあるチームであることは十分に予想していた」(神川監督)。

 ただ、予想外だったのは「あそこまで引いて守ってくるとは思わなかった」(同監督)という布陣だろう。4-5-1の並びで後ろに重心を置いてコンパクトに固める形で、日本を完全リスペクト。「高温多湿の気候が彼らにそういう選択をさせたのだと思う」と指揮官が振り返ったように、時間の経過と共にその傾向はより強くなっていく。大男たちが守備に重きを置いて待ち構える中で何とか切り崩しを図るという、何ともやりづらい試合になった。

 結局、前後半通じて日本の得点はFKからDF田上大地(流通経済大学)が直接決めた1ゴールのみ。幾つかあった決定機はいずれも決め切れず、「決定力不足というほかない」と神川監督も肩を落とす形になったが、ここで奮起したのが浦和レッズ内定のGK福島春樹(専修大学)だった。

「1-0で勝てるチームが本当に強いチーム。監督からはずっとそう言われてきた」と言い切る主将は、後半の半ばからフランスが強引なパワープレーの頻度を増やすにつれて、存在感を増していく。「僕はこういうバチバチの展開になると集中力が高まるタイプ」と言うように、77分にCKからDFサンソンが放ったヘディングシュートを横っ飛びで防ぐと、終了間際のGKと一対一になる大ピンチも判断良く飛び出して死守。「まさにキャプテンの仕事だった」と指揮官も称賛するプレーでゴールにカギをかけて、1-0での完封勝利を実現した。

 準決勝の相手はイタリアと決まった。このフランス戦と似たような試合展開になることも予想されるが、「イタリア相手にウノ・ゼロ(1-0)で勝ってやりたい」と不敵に語る守護神が日本の最後尾にいるのは、何とも心強い。

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