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PK戦を制して4強のユニバ女子代表「気持ちで上回っていた」

2015.07.09

 ユニバーシアード女子日本代表は7月8日、第28回ユニバーシアード・光州大会の準々決勝で中国と対戦した。

 試合は前後半を戦いスコアレスに終わり、PK戦に突入。1本目は先行の中国が枠を外したが、日本は成功した。2本目は両チームともシュートを沈めたが、3本目は互いのGKがセーブ。2-1で迎えた4人目で、GK井上ねね(日本体育大)が中国のシュートをストップ。日本は4人目のFW本多由佳(大阪体育大)が成功し、PK戦を3-1で制して準決勝に進出した。

 2012年に行われたFIFAU-20女子ワールドカップにも出場したDF高木ひかり(早稲田大)は試合後、「中国がボールの扱いもうまく、しっかり回してつないでくるのは確認して臨みましたが、実際に対戦してみると映像以上でした」とコメント。ただ、「負けない自信がありました。ピッチに立っている選手だけでなく、チーム全体が気持ちで上回っていたと思います」と振り返った。

 また、FW植村祥子(日本体育大)は「前半はとても苦しい試合運びなりました。しかし、失点ゼロに抑えることができたのは良かったです。奪った後、チーム全体でポゼッション意識を高め、ゴールに貪欲にいかなければいけない」と反省を口にした。次戦に向けては、「少ないチャンスを決めるメンタルであったり、ハートの部分で相手より上回れば必ず点に結びつくし、続けることが大切だと思います」と意気込んだ。

 10日に行われる準決勝は、フランスとの対戦が決定。2大会ぶりの決勝進出がかかる一戦に向け、高木は「多くの人に支えられてプレーしている事、そして相手をリスペクトして、次のフランス戦も戦います」と抱負を述べた。植村も、「準決勝は厳しい試合になる事が予想されますが、勝利したいです。そして、少しでも優勝に近づけるように自分自身もチームの為に走って貢献します」と決意を語った。

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