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技巧派集団・京都橘を封じ込み 上田西が展開した“嫌がられる”ハードワーク

京都橘に勝利した上田西 [写真]=平山孝志

取材・文=竹中玲央奈(提供:ストライカーデラックス編集部)

 技巧派で攻撃的なイメージのある京都橘を相手に、上田西は異なる武器で対峙した。それが、攻守における球際でのハードワークだ。

「試合前からガツガツいこうというのは話していました。全員攻撃・全員守備というのが自分たちの売りで、そこを体現できたのかなと思います」

 こう語るのは主将であり、決勝点となったPKを沈めた大久保龍成だ。上田西は序盤からピッチの横幅を大きく使ったサイド攻撃でチャンスを作ったが、その後は京都橘に押し込まれる場面が続く。しかし、GK小山智仁を中心とした積極果敢な守備でゴールを割らせない。京都橘は後半に入って選手を入れ替え、サイドからの攻撃を活性化させるも、上田西の中央の守備は堅かった。

「クロス、サイドの対応に気をつけて、中でしっかり相手を捕まえようと思いました。1本ニアでやられたけど、セットプレーも含めてしっかり守れました。狙い通りです」と白尾秀人監督が語るように、集中力が途切れず、ボールへの執着心を全面に出したアプローチは間違いなく京都橘を苦しめた。

「お互いに球際をガツガツやっていて、そこで譲ったら負けるし、そこで戦わないと勝てない。負けてなかったとは思うけど、セカンドボールは相手に拾われていた。そこらへんの差が出たのかなと思います」。京都橘の最終ラインを担う192センチの長身DF松下廉はこう語り、悔しさをにじませた。

 京都橘の選手たちは上田西の激しいプレスに対して疲労も感じており、ピッチ内ではそれを嫌がる声もあったそうだ。そして、それが逆に上田西の選手たちに勢いを与えた。「ハーフタイムにみんなで、相手は疲れてるらしいぞ、と話しました。だから、もっとがんがん行ってやろう、と。(練習から)走ってきているので、本当にそれが生きたかなと思います」(大久保)

 次なる相手は2試合で合計6得点を挙げている、超攻撃的なサッカーをする帝京大可児だ。苦しい展開になる予感もするが、逆に彼らのハードワークが“試される”相手ともいえよう。抱負な運動量を武器にした全員攻撃・全員守備がどれだけ通用するか、見ものである。

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