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成長を呼んだ練習試合での敗戦…聖望学園GK山田浩希「武南に大敗してみんな変わった」

2016.06.20

聖望学園高校GK山田浩希 [写真]=藤本洋志(サッカーキング・アカデミー)

 平成28年度全国高校総合体育大会埼玉県予選準決勝(インターハイ予選)が19日に行われ、聖望学園高校と正智深谷高校が対戦。試合はPK戦の末に聖望学園が勝利し、初のインターハイ出場を決めた。

 PK戦でのシュートストップに加え、延長戦までの戦いでもビッグセーブを連発。チームを勝利に導いた聖望学園GK山田浩希は「正智深谷は関東大会予選で県のチャンピオンになったので、それを破って全国大会に出られるというのはすごくうれしい」と喜びを露わにした。

「3回戦の本庄第一とのゲームで、自分たちのやりたいサッカーができて自信が持てた」と語る山田。関東大会予選では0-4で負けた正智深谷相手でも「絶対に勝てるという気持ちでいた」という。

 今大会の直前には名門の武南高校と練習試合を行い5失点の大敗を喫した。「武南に大敗していなかったらここまで上がれなかったと思う。あそこで監督が熱い言葉を掛けてくれて、選手たちみんなが変わった」。敗戦を糧に成長し、初の全国大会出場を勝ち取った。

 全国大会への抱負を聞かれると「今日のように苦しい時に救えるシュートストップと、聖望学園のGKの特徴のビルドアップと裏への対応というのを積極的に見せたい」とコメントし、強い意気込みを示した。

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