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勝負の年…新潟明訓が質の高いポゼッションサッカーで16年ぶりの選手権に挑む

文・写真=安藤隆人

 16年ぶり6回目の出場だが、ここ数年は毎年のように全国レベルのチームだった。就任8年目の田中健二監督は理論派で、ショートパスを駆使したポゼッションと局面を変えるサイドチェンジやミドルパスを織り交ぜて、相手の逆を取って切り崩していくサッカーを標榜。

 質の高いサッカーを展開するチームは、インターハイ(全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会)で結果を残している。4年前に秋田で行われたインターハイではベスト8に進出。これを機にさらに質の高い選手が入ってくるようになり、ポゼッションサッカーの質はかなり向上した。しかし、選手権はなかなか縁がなかった。だが、3年前にMF加藤潤、MF中村亮太朗、FW高橋怜大といった優秀な1年生が入ってきた時、「3年後が勝負になる」と田中監督も彼らが1年時の時から起用をし続け、経験値を積ませた。そして3年後に当たる今年、ついに念願の選手権出場を手にした。

「考えてプレーできる選手が多く、勝負所をしっかりと感じることができる。加藤や中村、高橋が警戒されていても、周りの選手が警戒が薄くなったところを狙って崩すことができる。大崩れしない強さがある」(田中監督)

 プレミア昇格こそ逃したが、3年をかけて積みあげてきたチームは、16年ぶりの大舞台でインパクトを与えられるだけの力を十分に有している。

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