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ユース教授のインターハイ2015全校紹介 vol.13【星稜、大阪桐蔭】

文・写真=安藤隆人

 夏の風物詩、インターハイが間近に迫ってきた。今年は8月2日から9日まで兵庫県で開催。真夏の王者をかけた決戦を前に、“ユース教授” 安藤隆人氏が出場全55校を紹介する。

【東海・北信越】星稜(石川)4年連続24回目

 昨年度の選手権王者は、春先から苦しんでいた。昨年のメンバーがごっそりと抜け、河﨑護監督も昨年末の事故から完全復帰ができていない状況。木原力斗コーチが選手権に引き続き指揮を執っており、キャプテンのMF阿部雅志(3年)を軸に、インターハイ出場権は死守した。春先はフェスティバルで大敗を喫するなど、思うようにチームとして機能しなかった。だが、「選手権優勝のプレッシャーはあるが、今はチーム内競争に勝ち残ることを意識させて、底上げを図りたい」(木原コーチ)と、昨年のレギュラーがほとんどいないため、1、2年生も含めて全員が『よーいドン』の競争ができることをプラスに変えた。結果、プリンスリーグ北信越では開幕から一つ引き分けを挟んで破竹の8連勝と、その実力を示した。

 今予選でも決勝で能登半島の伏兵・鵬学園に苦戦を強いられたが、4連覇を達成した。しかし、プリンス北信越が再開すると2連敗し、首位から陥落。今大会ではここからの巻き返しとなる大会となれるか。王者の意地に期待したい。ちなみにOBのプロ選手の内、県外出身は本田圭佑(ACミラン、大阪府出身)で、他はすべて県内出身(豊田陽平 サガン鳥栖、橋本晃司 川崎フロンターレ、鈴木大輔 柏レイソル※小2から金沢市、北一真 ザスパクサツ群馬、作田裕次 ツエーゲン金沢)だ。

【関西】大阪桐蔭(大阪第1)2年連続7回目

 インターハイ予選2連覇を達成した今年のチーム。昨年のチームからMF久保田和音(鹿島アントラーズ)などが抜けたが、総合力は落ちていない。GK上田人志(3年)、MF黒川圭介(3年)、清水大輝(3年)らが軸となり、永野悦次郎監督が掲げるハイテンポなポゼッションサッカーを具現化している。

 永野監督は元々、大阪産業大附属高のサッカー部監督だったが、2004年に同校系列の大阪桐蔭のサッカー部が立ち上がることで、監督に就任。創部3年目の2007年にFW阿部浩之(ガンバ大阪)を擁し、インターハイ初出場を果たした。創部11年目にして、インターハイ出場7回(ベスト4が1回)、選手権出場1回を誇り、阿部、久保田の他に、福村貴幸、三浦弦太(ともに清水エスパルス)、白井康介(湘南ベルマーレ)、江口直生(愛媛FC)、田中淳一(ツエーゲン金沢)と、多くのJリーガーを輩出している。ちなみに野球部は春夏通算5度の甲子園優勝を誇る名門で、西岡剛、藤浪晋太郎(阪神タイガース)、中田翔(日本ハムファイターズ)、浅村栄斗、森友哉(ともに西武ライオンズ)など、錚々たるOBがいる。

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