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「自分たちのサッカーをして勝つ」…慶應大4年生が早慶定期戦に向けた意気込みを語る

2016.07.06

 7月6日に第67回早慶サッカー定期戦が行われる。直前の対談企画として、今回は井上大(國學院久我山高校出身)、加瀬澤力(清水東高校出身)、豊川功治(ジェフユナイテッド千葉U-18出身)、望月大知(静岡学園高校出身)、山本哲平(國學院久我山高校出身)にお話しを伺いました。最後の定期戦に向け、4年生がいま感じていることを赤裸々に語っていただきました。

取材=佐賀裕真(慶應スポーツ)

――他己紹介をお願いします。

井上 山本哲平は高校から一緒なんですけど、自分がよければすべてよしという人間です。サッカーはうまいです。私生活の部分では、人として何か足りてないかな(笑)。総じていえばいいやつです。

山本 加瀬澤君はすごく面白くて、いい人だと思います。たまに、だる絡みしてくるところと、話したいことを要約できずに、話が長くなるところを直してほしいです(笑)。総じていいやつです。

加瀬澤 大知君のことは、中学のころから知っているんですけど、あの頃とは変わりましたね。元々、暗くて、友達もいないようなやつだったので(笑)。今これだけ明るくなって僕はうれしいです。自分に自信がないようで、ミーティングで話すときも、手足を動かしながら話してますね(笑)。それでも頑張って生きていこうという姿勢、総じていいやつだと思います。

望月 功治は、出る釘は打たれるのごとく、調子にのって、怒られたりするんですけど、それを踏まえて、いまでは1年生に混じって仕事したりとか、チームのためにやってくれています。ちょっとまた最近調子に乗ってますね。

(一同爆笑)

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井上 今季2点とってるしね。

望月 まああとはさわやかでイケメンですね。

豊川 大は副将を務めていますし、今ではゲームキャプテンを務めるなど、厚い信頼があって、ミーティングでもリーダーシップを発揮してくれています。その反面、たまに恐いですね。でもいいやつです。思っていることをストレートに伝えられる人です。

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チーム1のモテ男・豊川

――4年生の仲の良さを語っていただけますか?

井上 最近は遊びに行ったりはしないですね。

山本 3年みたいにみんなでピクニックしたりはしないです。

井上 節目で、みんなで遊びに行ったりしますけど、普段は単独行動が多いです。大知なんかは、筋トレが大好きなので、遊びよりも筋トレしてますね(笑)。

加瀬澤 僕は独特なので、癖のある友達と遊びますね。独特な世界観があります。

井上加瀬澤 功治はマジチャラいし、モテますね。

井上 第一印象の神様です。外見はカッコイイけど、中身がちょっとね(笑)。哲平は見ての通りなんですけど。

山本 最初は見ての通りでなんだこいつってなるんですけど(一同爆笑)。この人面白いなってなりますね。功治はその逆ですね。

井上 1番モテるのは、功治ですね。

加瀬澤 2年のときに、学年で1番のブス決めようってなって、俺が1位になったんですよ。結構大変な思いをしてきてます(笑)。

井上 噂によれば、豊川はミスター8割と呼ばれていて、とにかく誰とでも8割で接するらしいですよ。それがモテるコツらしいです。

豊川 かわいい人とそうでない人で対応に差をつける人いるじゃないですか。自分はそういうのはしないです。

加瀬澤 そういうの意識してるんだ。

豊川 いや意識してないよ。無意識だよ(笑)。

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チームメイトを語る井上

――自分たちの代のよさを教えてください!

加瀬澤 個が強いです。一人ひとりが考えを持っていて、意見を合わせようとはしないです。ただサッカーはちゃんとやろうと。サッカーでつながっている部分はあります。

井上 個性は強いです。Aチームの選手は特に強いです。

加瀬澤 サッカーのときはみんなチームのために頑張っているんですけどね。

豊川 強いて言うなら小比賀奨がまとめてます。

井上 彼は裏番長なので。小比賀には誰も逆らえないです。大知なんかは小比賀に相手にされてないですもん(笑)。4年は個性が強いですけど、実は小比賀が裏で束ねてるって感じです。

――下級生はどのように映りますか?

豊川 俺と哲平は1、 2年生と仕事してるんですけど、2年生は個性が強いです。そして、すごく仲がいいです。雰囲気がすごくいいです。人数多いんですけど、仲がいいです。

山本 3年はおとなしい感じですね。

加瀬澤 まとまってる感じじゃない?

山本 トップチームに3年生は少ないけど、少ない人数がめっちゃ仲いいみたいな。 

豊川 4年と2年がうるさめで、3年と1年がおとなしい感じですね。ボーリングするときに人集めるときでも、3年誰も来ない、2, 4年が来るみたいな感じですね。

井上 1年生とかほんとおとなしいですよ。僕らの1年生のころと比べたら、あり得ないくらいおとなしいです。僕らが1年のときの先輩は嫌だったと思いますよ(笑)

豊川 朝都が少しうるさいくらいですね。

井上 宮地元貴とか今ではチームの象徴ですけど、1年のときはあいつが一番ヤバかったですよ(笑)。ユース上がりなので、俺が全てだみたいな感じでした。だんだん丸くなっていきましたけど(笑)。

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様々な経験をし、成長した

――慶應ソッカー部を一言で表してください。

井上 成功よりも成長でした。高校のときはずっと試合に出られていたので、大学でも出られると思ってたら、出られなくて本当に悔しかったです。でも頑張って2年で試合に出られるようになりました。でも、定期戦は2回とも勝てなかったし、リーグ戦も優勝できなくて、アミノバイタルカップでもタイトル取れなくて、振り返ってみれば、結果は残せていないですけど、自分としては人間としても、サッカー選手としても成長できたので、ソッカー部で得たものは成功よりも成長だったと思います。

望月 新たな経験ができた場所です。大学1年生のときに1-6で負けました。中学、高校とサッカーをやってきて、そんな経験はなかったです。でもそこから戦術を変えて、やったことのないサッカーを経験できました。大学に入って、いい仲間と出会えて、楽しくサッカーできたりと、新しい経験ができた場所です。

豊川 山あり谷ありでした。大学入るまでは、監督にすごく怒られたりするキャラではなかったので、しかも理想があって、目標があって、夢があってここに来たので、それとのギャップを感じ苦しいときもありました。でも今思えば、成長した部分もあります。その時は苦しかったけど、後から振り返ればよかったなという経験をできて、サッカーを楽しめているので、すごくよかったです。

山本 成長できた場です。高校のときはサッカーをやることだけに必死になっていて、それだけではタイトルをとれなくて、どうやったら結果を残せるかを考えました。最上級生になってその役割って大切だなと感じていて、いまはチームのために頑張ろうと思っています。下級生への声掛けだったり、練習を引っ張ったりということを意識できるようになったので、そういう面で成長できたと思います。

加瀬澤 成長です。静岡で自分が一番だと思っていて、こっちに出てきたら社会の厳しさを感じましたね。こっちでいろいろな人と出会い、人間的にも大人になれました。それも同期が自分を受け入れてくれたおかげです。

――早慶戦に向けたチームとしての目標をお聞かせください。

一同 勝つしかないです。

井上 総意なんですけど、勝つことと、自分たちのサッカーをして勝つことです。自分たちがやるべきことをやって、勝ちたいです。

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