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桐蔭横浜大が初優勝…PK戦の末、早稲田大を撃破/アミノバイタル杯

2016.07.03

初優勝を果たした桐蔭横浜大 [写真]=梅月智史

 3日、「アミノバイタル」カップ2016第5回関東大学サッカートーナメント大会(兼総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東予選)の決勝戦が行われ、早稲田大学と桐蔭横浜大学が対戦した。

 立ち上がりから両チームが積極的な姿勢を見せる中、試合が動いたのは38分、新井純平が右サイドからクロスボールを入れると、ファーサイドで今来俊介が合わせ、早稲田大が先制する。

 追いかける展開となった桐蔭横浜大は、後半開始からFW鈴木国友を投入し、攻勢に出る。すると、迎えた50分、佐々木俊輝からのアーリークロスに今関耕平が頭で合わせ、試合を振り出しに戻した。

 その後は早稲田大が山内寛史、飯泉涼矢を前線に投入して打開を試みるも、追いついたことで勢いに乗る桐蔭横浜大のペースで試合が進む。74分には人数をかけて早稲田大守備陣を崩し、最後は佐々木のクロスに浅川隼人が頭で合わせるも、シュートはわずかに枠の左へ。早稲田大のチャンスは83分、左サイドの木下諒からのクロスにニアで飯泉が合わせたが、枠を捉えきれない。

 後半アディショナルタイムには桐蔭横浜大が決定機を迎える。鈴木が左サイドをドリブルで突破し、クロスボールを送るも、ゴール前に飛び込んだ今関には合わず。さらに、こぼれ球を拾った佐々木が右からクロスを送り、浅川が合わせるもゴール左へ。結局、1-1のまま延長戦に突入した。

 延長戦は早稲田大が攻勢に出た。102分、右CKから鈴木準弥がダイレクトでシュートを放つもクロスバーの上へ。105分には木下、110+1分には柳沢拓弥が決定的なチャンスを迎えるも、シュートは枠外に逸れてしまう。延長戦でも決着はつかず、勝負の行方はPK戦に委ねられた。

 PK戦は両チームが3人ずつ成功し、3-3でサドンデスに突入。両チーム6、7人目は成功し、迎えた8人目、桐蔭横浜大は鈴木がしっかりと決め、早稲田大は失敗。この結果、PK戦を6-5で制した桐蔭横浜大が勝利し、関東王者の座に輝いた。

 優勝した桐蔭横浜大は関東第1代表として、準優勝の早稲田大は同第2代表として8月に行われる総理大臣杯に出場する。

【スコア】
早稲田大 1-1(PK5-6) 桐蔭横浜大

【得点者】
1-0 今来俊介(早稲田大)
1-1 今関耕平(桐蔭横浜大)

■順位表(総理大臣杯出場権チーム)
優勝:桐蔭横浜大
準優勝:早稲田大
3位:明治大
4位:国士舘大
5位:筑波大
6位:日本体育大
7位:関東学院大
8位:順天堂大

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