2016.06.17

同志社大、京都産業大との“裏天王山”に敗れて泥沼の7連敗

同志社大は京産大に完封負けを喫した [写真]=岡本真子(同志社スポーツアトム)
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文=西村健汰(同志社スポーツアトム)

 互いに京都市内に拠点を置くチーム同士の対決となった関西学生サッカーリーグ前期第8節では、同志社DAYと銘打って、広報活動に注力した。相手の京都産業大学も同志社大学と同じ6連敗中で、試合開始時点では、同志社大と勝ち点で並んでいた。望月慎之監督は、「中断期間での修正がどれだけできるかが出ると思っていた」と、課題であるデュエルでの守備をポイントに挙げた。多くの観客の後押しを受け、ライバル京産大から勝ち星を奪いたいところだった。

 序盤からゲームを支配したのは京産大だった。京産大は、ワントップの長身FW和田健太郎に当てるシンプルな攻撃が機能した。20分、その和田が中央でボールを受けて豪快なボレーシュートを放ったが、GK白岡ティモシィがファインセーブ。41分には、同志社の右サイドから崩されて決定機を作られたが、白岡が足を伸ばして止めた。前半、再三にわたる京産大の攻撃を封じたが、同志社大の枠内シュート、PA内でのシュートはともに0。攻撃の形を作れないまま、45分間を終えた。

 この試合は絶対に落とせないという思いは、采配にも表れていた。後半開始時から、「ポジショニングのスピードが遅かった」福川和希に代えて、第2節以来の出場となる中川如哉を投入。今季、望月監督が45分間で交代カードを切るのはこれが初めて。この重要な一戦、先手を奪うという気持ちはいつも以上に強かった。

 後半に入っても流れは変わらなかった。54分には、ここまで対人で粘り強い守備を見せていたDF杉本真太郎が無念の負傷交代。同志社大にとっては不運なアクシデントとなった。58分、59分には京産大に決定機を作られたが、どちらのシュートもネットを揺らすことはなかった。迎えた74分、ついに均衡が破れた。京産大DF美馬和也が左サイドからドリブルで持ち込みシュート、DFに当たってこぼれたボールをFW和田が押し込んで、京産大が先制した。86分には、FKを頭で合わせたFW三浦航がネットを揺らすも、混戦の中で相手を押したとの判定でノーゴール。最後までゴールを奪うことはできず、下位同士の裏天王山を落としてしまった。

「決定機は数多くあったので、もっと点を取れるはずだった」(京産大、古井監督)。相手指揮官がそう語ったように、点差以上に大きな差を感じるゲームだった。スタッツを見ても、京産大は同志社大の倍近くのシュートを放っており、ゲームの主導権は、終始握ることができなかった。

 松井主将も7連敗という結果を重く受け止めた。「やりたいサッカーを求める余裕もないので、現実的なサッカーも考えないといけない。後ろを固めて勝てるのなら、そうするしかない」。新戦力の台頭、離脱していた選手の完治など、明るい材料も増えてきた。これまで築いてきたベースに、上積みをどれだけ加えられるのか。トンネルの出口は、すぐそこにあるはずだ。

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