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青山学院大、連敗を5でストップ…東京学芸大を完封、4月以来の勝利

2016.06.04

開始4分にゴールを決め、ガッツポーズの青山学院大DF椿健太郎 [写真]=内藤悠史

 JR東日本カップ2016 第90回関東大学サッカーリーグ戦2部 第10節が4日に行われ、古河市立古河サッカー場の第一試合では青山学院大学と東京学芸大学が対戦した。

 青山学院大は9試合を終えて3勝1分け5敗、勝ち点10で10位に沈んでいる。開幕3連勝と上々のスタートを切ったが、現在は6試合勝ちなしで5連敗中。4月16日の第3節明治学院大学戦以来の勝利を目指す。対する東京学芸大は9試合を終えて3勝2分け4敗、勝ち点11で6位。首位の中央大学、2位の東京国際大学との勝ち点差は「9」に開いており、上位戦線に食らいつくためにも勝ち点3が欲しい一戦だ。

 スコアは開始早々に動いた。4分、左CKからDF椿健太郎が打点の高いヘディングシュートを決め、青山学院大が先制に成功した。前回の勝利と同じく、実に7試合ぶりに先制ゴールを決め、早々とリードを奪った。

 勢いに乗る青山学院大は22分にも決定機。相手GKのキックミスを逃さずにボールを奪い、カウンターからMF伊藤光輝がドリブルで持ち込み、MF小泉佳穂へラストパス。小泉は至近距離から狙ったが、シュートは枠を越えた。前半は1-0で終了した。

 1点を追う東京学芸大は56分、FW岸寛太がドリブルでペナルティーエリア左奥まで持ち込んでシュートチャンスを迎えたが、ボールはサイドネットへ。同点ゴールとはならなかった。以降も一進一退、互いに決定機を作れないまま時間は推移。東京学芸大はMF高橋滉也やFW色摩雄貴を投入して攻撃にかける人数を増やして同点ゴールを目指す。終盤には岸が最終ラインの背後に抜け出して強烈なシュートを放つ場面を立て続けに作るなど、青山学院大ゴールへと迫った。

 しかし、同点ゴールは決まらず。青山学院大が開始早々の1点を守り切り、1-0で勝利を収めた。青山学院大にとっては7試合ぶり、4月16日以来の白星となった。前期日程は次節で終了。青山学院大は11日に青山学院大学緑ヶ丘グラウンドの第二試合で神奈川大学と対戦。東京学芸大は同日、東京国際大学坂戸キャンパス第1サッカー場の第一試合で東京国際大と対戦する。

【スコア】
青山学院大学 1-0 東京学芸大学

【得点者】
1-0 4分 椿健太郎(青山学院大学)

取材・文=内藤悠史

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