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中央大が今季初黒星…エース矢島輝一が戦列復帰も東京国際大に敗戦

2016.05.04

2試合連続で得点に絡んだ縣翔平 [写真]=佐藤礼征(「中大スポーツ」新聞部)

文=岩根史記(「中大スポーツ」新聞部)

 前節は逆転勝利を収め、JR東日本カップ関東大学リーグ戦開幕から4試合負けなしとした中央大学。今節は幸先よく先制点を挙げたが、前半のうちに逆転を許す。後半も失った流れを取り戻せず、1-3で今季初黒星となった。

 序盤は中央大ペース。15分、中央から寺村介が左サイドに展開。ボールを受けた縣翔平の「いつも狙っている」(縣)というアーリークロスが相手選手に当たり、そのままゴールに吸い込まれて中央大が先制する。

 先制した中央大だが、試合は次第に東京国際大学ペースへと傾く。26分、「ちょっと寄せが甘かった」(手塚聡監督)と條洋介に寄せきれず、ミドルシュートが中央大DFに当たってコースが変わり同点。さらに30分にも強烈なミドルシュートを浴びたが、ここは置田竣也がファインセーブを見せる。

 しかし44分、フリーキックのこぼれ球を拾われ、條の裏への浮き球のパスを中村彰吾にヘディングで決められ失点。前半を1-2で折り返す。

 後半に入っても、中央大はなかなかチャンスを作れない。逆に64分、條のパスから町田ブライトにペナルティエリアに抜け出され、GKとの一対一を冷静に決められ1-3。リードを2点に広げられる。

 63分に田中優一、67分に大橋祐紀と続けて攻撃的な選手を投入した中央大だったが、後半はシュート0本に終わり、1-3で今季初黒星となった。

 けが人が続出し、4試合ぶりに復帰したエースの矢島輝一を90分使わざるを得ないほどの状況の攻撃陣だったが「それでもやってきたことをやれば1点以上は取れた。噛み合わなかった」と手塚監督。2試合連続でスタメン起用の加藤陸次樹も「自分の持ち味も結果も出せなかった」と反省の弁を口にした。

「連敗だけはしてはいけない」と手塚監督、橋本龍馬主将ともに口をそろえる。試合終了間際に負った橋本主将のけがも気がかりだが、次節で勝利し連敗を避けられるか注目だ。

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