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関西大、諸石健太のゴールで先制も痛恨ドロー…開幕4試合勝利なし

2016.05.04

セットプレーから先制点を奪うもドロー決着に終わった  [写真]=川﨑恵莉子(関西大学体育会本部関大スポーツ編集局)

文=水野真(関西大学体育会本部関大スポーツ編集局)

 第94回関西学生リーグで3連敗を喫している関西大学。勝利をつかみ、この悪い流れを断ち切り「日本一」への道に戻りたい。

 第4節の近畿大学戦は、最初から関西大が支配する展開となる。2分にはFW加賀山泰毅がペナルティーエリア外からシュート。これは近畿大GKが外に出し早々からの先制は許されない。MF布施周士から加賀山にパスが通り、最後はMF清永丈瑠がゴールを狙いシュートを放つもこれはゴールポスト上へ流れ得点にならない。積極的に得点を狙うも勝利へはなかなか結びつかない。しかし、8分にFKで清永が放ったボールに副将のDF諸石健太が頭で合わせ、近畿大GKへ向かっていたボールの軌道をずらす。GKは横に飛びゴールを阻止しようとするも、すでにネットは揺れていた。先制。4試合目にして初めて関西大が一歩先に勝利に近づいた展開となる。だが、その11分後には失点を許し、同点で試合を折り返す。

 後半もDF石井光輝、清永、MF森主麗司、布施らが意欲的にシュートを狙うも得点に結びつかず、勝利の二文字は手に入れることができなかった。

 試合全体でシュート本数は関西大が23本、近畿大が5本。初戦の立命館大学戦と比較すればシュート本数は約8倍になり、得点や勝利というものに敏感になっていることがうかがえる。また、試合中の意思疎通のための声出しも節を追うごとに良くなってきている。しかし、結果として引き分けた関西大は相変わらずリーグ11位に。昨季2部から昇格した大学にも抜かれている状況だ。まずは1勝。ただそれだけのために何が必要なのか。「全員サッカーで日本一」実現へ。そのために最大限の力を注ぎ勝利をつかみたい。

選手のコメントは関大スポーツのホームページ(http://kanspo.univ.nikkansports.com/?p=4614)に掲載しています。また、関大スポーツは関西大学の選手に独占インタビューを行い定期的にインターネットに掲載しております。その他にもTwitter(@kanspo)にて試合速報を行っています。ぜひ、ご覧ください!

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