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同志社大、岡村悠矢の反撃弾実らず…ライバル立命館大との“同立戦”に敗れる

2016.04.24

終了間際に得点しガッツポーズをする岡村悠矢 [写真]=西村健汰(同志社スポーツアトム)

文=西村健汰(同志社スポーツアトム)

 23日にJ-GREEN堺メインフィールドで行われた関西学生サッカーリーグ前期第3節同志社大学vs立命館大学。同志社大は1-3で敗れた。

 インカレ(全日本大学サッカー選手権大会)出場を目標に掲げる今季、開幕戦では昨季2位の阪南大学を相手に大金星を挙げた。しかし、続く第2節では昨季1位の関西学院大学に力の差を見せつけられ、1-4で敗れた。ここで勝てば大きく勢いづくだろうし、負ければ2季前のように、連敗街道を突き進むことも考えられる。その意味でも、今後を占う重要な一戦となることはわかっていた。ましてや、相手はライバル、立命館大。両チームにとって、特別な意味を持つゲームとなった。

 過去2試合とは打って変わり、序盤から同志社がペースを握った。実際に、20分までに立命館大はシュート0本に対し、同志社は3本ものシュートを放っている。8分には松井修平が約25メートルのFKを直接狙うも、わずかに枠を外れた。すると21分、立命館大は右サイドから崩すと、中で受けた木藤舜介が流し込んでゴール。前節と同じく、20分過ぎに先制点を奪われた。追いつきたい同志社大は38分、再び松井のFKから渡邉良太郎が頭で合わせるが、惜しくもGKに防がれてしまった。結果的に、前半はシュート1本のみに終わった立命館大が、効率的な試合運びでリードを保った。

 後半開始時から、同志社大は守備的な長谷知季に代えて、打開力に優れる西川佳祐を投入。ゴールを奪うという明確なビジョンが、選手交代によって示された。だが、裏へのボールの回数が増した相手への対応が遅れた。62分には、この日が大学デビュー戦となった福地聡太が痛恨のPKを献上。白岡ティモシィが一度は防いだものの、はね返りを押し込まれ追加点を奪われた。直後の67分にも、ディフェンスラインをぶち抜かれて失点。84分には奥野真也から岡村悠矢という前節と同じ形で1点を返したが、後半の同志社大のシュートはこの1本のみ。得点を反撃に繋げることはできず、1-3という結果に。“同立戦”という注目の一戦に、普段より多くの観客が駆けつけたが、声援に応えることはできなかった。

「みっともないゲームをしてしまったが、同志社はまだやれるんだと。このままだでは、降格した2年前と変わらない。次は絶対に勝つんだという気持ちで」(岡村)。開幕から3戦連発と波に乗る男は力強く語った。次節の相手は大阪体育大学。ここ2試合、目に見える結果はエースの得点のみ。次は勝ち点3というさらに大きな結果が求められる。

同志社スポーツアトムのHP(http://doshisha-atom.net/headline/result.php?linkno=24&no=1962)では、記事のほかにも選手・監督のコメントを掲載しております!Twitter(@atom_doshisha)では試合前のメンバー、試合の速報もしております!サッカー部のみならず、同志社大学体育会のことならアトムにお任せください!

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