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開始1分で失点も…早稲田大が国士舘大と引き分け、開幕3戦負けなし

2016.04.17

ゴール前で競り合う国士舘大FW林祥太(中央)と早稲田大DF新井純平(右)ら [写真]=内藤悠史

 JR東日本カップ2016 第90回関東大学サッカーリーグ戦1部 第3節が17日に行われた。

 味の素フィールド西が丘の第二試合では、早稲田大学と国士舘大学が対戦した。連覇を目指す早稲田大は開幕節で流通経済大に2-0と快勝し、第2節では順天堂大に2-1と競り勝った。開幕2連勝を果たし、上々のスタートを切った。一方の国士舘大は、開幕節で桐蔭横浜大に0-1で敗れたものの、第2節では流通経済大に3-1と快勝。今シーズン初勝利を収め、第3節を迎えた。

 同会場での第一試合、専修大と筑波大の一戦は雨に見舞われ、強風が吹き荒れる中で行われたが、第二試合では青空が広がった。依然として吹き続ける強風の中でキックオフを迎えると、開始1分足らずでスコアが動いた。国士舘大のMF平野佑一が敵陣左サイドでボールを持つと、右足で鮮やかなミドルシュートを決めて先制に成功した。

 昨シーズンのリーグ得点王に輝いたFW松本孝平がベンチスタート、アシスト王のMF荒木翔を負傷で欠く中、早々と均衡を破った国士舘大。強風の中、難しい試合運びを強いられたが、1点リードを保ったまま前半を終えた。

 1点リードで迎えた後半、国士舘大は65分に右CKからDF附木雄也が打点の高いヘディングシュートを放ったものの、早稲田大GK後藤雅明のファインセーブに阻まれ、追加点とはならなかった。

 すると70分、早稲田大が同点に追い付く。途中出場のMF相馬勇希が右サイドからピンポイントのクロスを供給し、MF小林大地が強烈なヘディングシュートを突き刺した。終盤は互いに勝ち越しを目指し、ゴール前で激しい攻防の応酬となったが、ゴールは生まれなかった。

 試合は1-1で終了。勝ち点1を分け合う結果に終わった。早稲田大は開幕3連勝とはならなかったが、2勝1分けの勝ち点7で桐蔭横浜大と並び、首位となった。国士舘大は1勝1分け1敗の勝ち点4で5位となっている。

 早稲田大は次節、23日に江東区夢の島競技場の第二試合で日本体育大学と対戦。国士舘大は同会場の第一試合で法政大と対戦する。

【スコア】
早稲田大学 1-1 国士舘大学

【得点者】
0-1 1分 平野佑一(国士舘大学)
1-1 70分 小林大地(早稲田大学)

取材・文=内藤悠史

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