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1年で1部復帰へ…中央大の主将MF橋本龍馬「まずは戦う姿勢を見せること」

2016.04.01

主将としてのテーマを色紙に書き込んだ橋本 [写真]=「中大スポーツ」新聞部

 2日に開幕するJR東日本カップ2016関東大学サッカーリーグ戦。1部昇格を目指す中央大学は、主将に橋本龍馬を据えた。今回は開幕を控えた橋本新主将の意気込みを聞いた。

インタビュー・文=佐藤礼征(「中大スポーツ」新聞部)
取材日:2016年3月3日

――主将になった経緯を教えてください。
橋本 今年の2月からチームは始動したのですが、1月下旬にスタッフと話し合って自分がやることになりました。

――スタッフからは何と?
橋本 「任せたぞ」と。自分も覚悟を持ってやるつもりでしたし、このチームをどうにか強くしたいという気持ちしかなかった。小さい頃から常にキャプテンをやってきたので、チームをいい方向に持っていくことが自分の務めだと思っています。

――キャプテンとして大事なことは?
橋本 自分としては「熱量」と「情熱」。誰にも負けてはいけないところです。

――チームメイトにはどのような話を?
橋本 今年のスローガンである「中大ファミリー」について、全員が一つになって、結束して、目標を達成するようにやっていこうと話しました。自分たちはほとんどが寮生活で、そこでも今まで以上にコミュニケーションを取る場を設けてやっていこうと考えています。結束力や団結力はコミュニケーションが必要不可欠。今まで中大サッカー部を見てきて、仲はいいがそれがチームにどれだけ還元されているのか、本当に深いところまでいけてないと感じていました。

――昨年度のリーグ戦でチームは14年ぶりに2部降格。名門校の主将として、やはり重圧を感じていますか?
橋本 もちろん、ないと言ったら嘘になりますね。そのプレッシャーをいい方向に変えたいです。でも、自分だけではない。4年生からも自分を支えてやるんだという気持ちも伝わってくるので、助かっています。

――同期はどんな代ですか?
橋本 やんちゃがそろっています(笑)。最初にみんなにも伝えたのですが、目標を達成するために、まずは謙虚になろうと伝えました。 2年生の時から試合に出ている選手が多いので、どこか勘違いしている部分もあるのかなと少なからず感じます。まずは2部に落ちたことを謙虚に受け止めて、勘違いせずに謙虚に取り組むことをもっと伝えていかなきゃいけませんね。

――昨年は22試合を戦い51失点。失点数に課題が残りました。
橋本 (手塚聡)監督からも言われているのですが、守備がどうとかより、まずは戦う姿勢を見せること。共通意識を持つために、さっきも言ったとおりコミュニケーションが大事だと思います。

――プレーの面ではどのように貢献していきたいと考えていますか?
橋本 自分の特徴は、運動量を生かすプレースタイルです。ボランチとして、守備の面で活躍してボールを奪いたいです。課題としては攻撃の組み立て、ビルドアップの面ですね。先を見ずに一日一日の練習をしっかり取り組んでいきたいです。

――最後に目標は?
橋本 チームとしてはまず1部昇格、そして総理大臣優勝です。同じことを繰り返すようですが、先を見ずに一日一日、一試合一試合を全力で取り組んでいきます!

MF橋本龍馬(はしもと・りょうま)
▼生年月日/1994年年10月24日 ▼身長・体重/173センチ・68キロ ▼茨城県出身
鹿島アントラーズジュニア→鹿島アントラーズジュニアユース→鹿島アントラーズユース

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