2015.04.26

中央大MF池谷友喜が「でき過ぎ」のデビュー戦2発…父は熊本社長の池谷友良氏/関東大学リーグ

池谷友喜
デビュー戦で2ゴールを挙げた中央大MF池谷友喜(右) [写真]=平柳麻衣

文=平柳麻衣

「正直自分でも、でき過ぎかなって思います」。身長162センチの小柄な2年生アタッカーが、大一番で鮮烈なデビューを飾った。

 25日に味の素フィールド西が丘で開催されたJR東日本カップ2015第89回関東大学サッカーリーグ戦1部リーグ第5節。中央大学は池谷の2得点と矢島輝一の決勝弾で、明治大学を3-2で撃破した。

 今節で対戦した明治大は、昨季の後期リーグから無敗を保ち、今季もここまで3勝1分けの勝ち点10で首位に立つ強豪校。全日本大学選抜を6人抱えるなど個の能力も高く、優勝候補の一番手ともささやかれている。対する中央大は、第3節こそ早稲田大を4-1で破ったものの、ここまで4戦を終えて1勝1分け2敗となかなか波に乗り切れていない。首位との対決で先発メンバーに抜擢された池谷は、「負けていない明治が相手だったので、自分が点を取れればいいなと思ってました」という言葉を上回るほどの大車輪の活躍を見せた。

 押し込まれる時間帯が続いていた前半21分、「狙っていた」という最終ラインの裏へのボールに抜け出すと、バウンドを見極め相手GKの頭上を狙ってシュート。中央大にとっては、これが今季初めて得た先制点となった。2点目は同点で迎えた66分。右CKをファーサイドから押し込んだ。「細かいところで相手に嫌だなと思われる選手になりたいので、ああやってボールが来たのは僕の駆け引き勝ち」と、思惑通りのゴールだったことを明かす。

 デビュー戦で2得点という結果に対し、「自分でも持ってるなあと思った」と評した一方で、「得点以外はミスばっかりでした。今日でようやく(努力が)結ばれたけど、これで止めたら意味がない。目指すのはプロだし、上にいきたいので」と、90分間のプレーを振り返る。また、中央大OBで、かつて柏レイソルやロアッソ熊本を指揮し、現在は熊本の社長を務める父・友良氏について話が及ぶと、「(試合前に)連絡をして、『頑張れ』と言われました。(結果を)言ったら褒めてくれると思うけど、『これからだな』って言われると思うし、これからどんどんやっていきたい」と、さらなる意欲を見せた。

 池谷のゴール後、再びチームは同点に追いつかれたが、79分に得点ランクトップの矢島が今季6点目をヘディングで叩き込み、勝ち越しに成功。池谷は「(矢島に)おいしいところを持っていかれましたけど、チームの勝利に貢献できたのはすごくうれしい」と笑顔が見せ、「(矢島は)同じ2年生なので、2人で切磋琢磨してやっていきたい」と語った。

 今節の勝利で勝ち点を7に伸ばした中央大は、首位の明治大に勝ち点3差と肉薄。次節は昨季、全国二冠と実力のある流通経済大学と対戦する。

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