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江坂が劇的決勝弾…流通経済大が悲願のインカレ制覇、総理大臣杯との二冠達成

流通経済大がインカレ初制覇を果たした [写真]=内藤悠史

 第63回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)決勝が21日に味の素フィールド西が丘で開催。流通経済大学(総理大臣杯優勝枠)と関西学院大学(関西第3代表)が対戦した。

 国立競技場の改修工事に伴い、味の素フィールド西が丘で開催された決勝戦。“関東大学サッカーの聖地”とも言える舞台、そのスタンドは満員の観客で埋め尽くされた。初の決勝進出を果たした両チームの応援席は、試合前から大きな声援で選手たちを鼓舞。タイトルマッチにふさわしい雰囲気に包まれ、キックオフのホイッスルが鳴り響いた。

 初優勝を目指す両チーム。準決勝から中2日、大会初戦から11日間で5試合目と厳しい日程の中で迎えた一戦は、比較的静かな内容で始まった。最初のチャンスは9分、関西学院大が右サイドへのフィードからペナルティーエリアへ進入し、最後はこぼれ球を拾ったMF池田優真(3年・作陽高校出身)がシュート。スライディングでコースを消した相手DFにブロックされた。また17分には、スルーパスに反応して右サイドの背後を取った流通経済大MF山岸祐也(3年・尚志高校出身)が中央へ折り返し、走り込んでいたFW江坂任(4年・神戸広陵高校出身)が詰めたが、枠の右へ逸れた。

 決勝戦らしく手堅い展開のまま推移したが、次第にゴール前での場面も増えていく。25分には、関西学院大が左サイドを突破。ドリブルでカットインしたMF池田が強烈な右足シュートでゴールを狙ったものの、わずかに枠の右へ外れた。

 前半終了間際は流通経済大がゴールに迫り、45分には左CKからファーサイドのDF今津佑太(1年・流通経済大附属柏高校出身)が頭で折り返し、最後はMF山岸がヘディングで狙ったものの、至近距離からのシュートは関西学院大GK村下将悟(3年・東海大附属仰星高校出身)にキャッチされた。前半はスコアレスで終了した。

 0-0で迎えた後半は、立ち上がりから互いにチャンスを作っていく。49分、セットプレーから関西学院大FW呉屋大翔(3年・流通経済大附属柏高校出身)がゴール前へ飛び込んで、あわやゴールかという場面を作ると、直後には流通経済大MF渡邉新太(1年・アルビレックス新潟ユース出身)が右足を振り抜く。シュートはわずかに枠の左へ外れた。

 以降も一進一退の攻防が続くが、両チームともゴールネットを揺らすことができない。57分、関西学院大MF小野晃弘(3年・藤枝明誠高校出身)が縦パスを受けてペナルティーエリア内に入ったが、右足シュートはGKの正面を突いた。70分には流通経済大が右CKからのヘディングシュートで決定機を作ったが、関西学院大DFがゴールライン上でクリア。最後の一線を割らせなかった。

 スコアレスのまま延長戦突入かと思われた87分、劇的な決勝弾を挙げたのは流通経済大だった。右サイドからドリブルで持ち込んだFW江坂が左足を振り抜くと、グラウンダーのシュートがゴールへ吸い込まれた。

 終了間際には関西学院大が必死の反撃を見せたが、試合は1-0で終了した。流通経済大が関西学院大を破り、16回目の出場で初優勝。総理大臣杯との二冠を達成した。

【スコア】
流通経済大 1-0 関西学院大

【得点者】
1-0 87分 江坂任(流通経済大)

(取材・文=内藤悠史)

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