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試合前に1部残留決定の桐蔭横浜大が快勝…明治大は優勝の可能性残す/関東大学リーグ

2014.11.15

1部残留が決まった桐蔭横浜大が最終節を白星で飾った [写真]=内藤悠史

 関東大学1部リーグ最終節が15、16日に各地で開催。古河市立古河サッカー場で行われた15日の第2試合では、桐蔭横浜大学と東京国際大学が対戦した。

 同試合に先駆けて行われた第1試合、中央大と筑波大の一戦は2-1で中央大が勝利。結果、筑波大の2部降格が決まり、桐蔭横浜大は試合開始を前にして1部残留が決まった。同会場でライバルたちが大一番を戦う最中、第2試合に向けて準備をする難しい状況に置かれていた桐蔭横浜大の選手たち。2部降格の重圧から解放されて最終節に臨んだ。

 桐蔭横浜大は立ち上がりの9分、FW鈴木国友(1年・相洋高校出身)が先制点を挙げて1点リードで前半を終える。後半に入っても、FW山根視来(3年・ウィザス高校出身)がサイドで起点となって攻勢をかけた。途中出場のDF石堂圭太(4年・成立学園高校出身)も積極的に最終ラインの背後を取り、チャンスを演出した。

 追加点は後半終了間際、左サイドからのクロスに反応したMF西巻広直(4年・栃木SCユース出身)が打点の高いヘディングシュートを決めた。試合は2-0で終了。桐蔭横浜大が白星でリーグ戦を締めくくり、1部残留に花を添えた。桐蔭横浜大は1部リーグ初参入から2年連続での残留を果たした。

 また、同日にゼットエーオリプリスタジアムで行われた第2試合では、2位の明治大が5位の国士舘大を2-1で撃破。明治大は勝ち点を47に伸ばし、暫定首位に立った。敗れた国士舘大も5位が確定し、インカレ出場権を獲得した。

 16日の最終節2日目を前に、優勝は2チームに絞られた。専修大が第2試合で順天堂大に勝てば4連覇が決定。引き分け以下に終わった場合は、明治大の優勝となる。

(取材・文=内藤悠史)

 関東大学1部リーグ最終節1日目の結果および暫定順位表は以下のとおり(◎はインカレ出場権獲得、●は2部リーグ降格)。

駒澤大2-2流通経済大
中央大2-1筑波大
明治大2-1国士舘大
桐蔭横浜大2-0東京国際大
早稲田大(16日第1試合)慶應義塾大
専修大(16日第2試合)順天堂大

◎1位:明治大学(勝ち点47/得失点差+19)
◎2位:専修大学(勝ち点44/得失点差+26)…最終節未消化
◎3位:順天堂大学(勝ち点43/得失点差+18)…最終節未消化
◎4位:早稲田大学(勝ち点35/得失点差+8)…最終節未消化
◎5位:国士舘大学(勝ち点32/得失点差+4)
6位:駒澤大学(勝ち点31/得失点差-7)
7位:慶應義塾大学(勝ち点28/得失点差0)…最終節未消化
◎8位:流通経済大学(勝ち点25/得失点差-6)…総理大臣杯制覇によりインカレ出場
9位:桐蔭横浜大学(勝ち点22/得失点差-15)
10位:中央大学(勝ち点21/得失点差-16)
●11位:筑波大学(勝ち点18/得失点差-10)
●12位:東京国際大学(勝ち点13/得失点差-21)

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