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2回戦でも高い攻撃力を見せつけた東福岡、神戸弘陵学園に8発圧勝

2014.08.03

2回戦で対戦した東福岡(赤)と神戸弘陵学園(黄)[写真]=森田将義

 平成26年度全国高等学校総合体育大会サッカー(男子)のトーナメント2回戦が3日に行われ、東福岡(福岡)と神戸弘陵学園(兵庫)が対戦した。

 1回戦で作陽(岡山)相手に6ゴールを奪い大勝した東福岡は勢いのまま、試合開始直後から神戸弘陵を圧倒。4分には後方からのロングフィードをMF中島賢星が頭でそらし、ペナルティエリア左に流すと走り込んだMF赤木翼が中へとパス。これをFW木藤舜介がダイレクトで合わせて先制すると、10分には右CKをMF増山朝陽がヘディングで合わせて2点目を奪う。この後も勢いは止まらず、15分には相手のクリアを高い位置で奪うと、中島がCBの間にスルーパスを入れ、抜け出した赤木がゴール。20分には右CKのこぼれ球を中島が押し込んで、一気に4点差までリードを広げた。一方的に押し込まれた神戸弘陵だったが、30分には右サイドでのカットを中央に繋ぎ、FW入谷子龍が素早く浮き球を相手DFの背後に配給。抜け出したFW菅優介がGKと1対1になり、ループを狙ったが、懸命に戻ったDFにクリアされてしまう。

 後半に入ってからも東福岡は攻撃の手を緩めず、40分にはセットプレーからDF小笠原佳祐、46分には木藤が加点し、6点差としたが、49分には神戸弘陵も意地を見せ、右前方へのフィードを菅が収め、ゴール前へとパス。走り込んだ入谷が隅に流し込んで一点を返したが、直後の51分にMF近藤大貴、70+3分にFW餅山大輝にゴールを許し、反撃のきっかけには至らず。初戦に続き、8-1という大差で勝利した東福岡がベスト16に名乗りを上げた。

 3回戦は4日に行われ、東福岡は山梨学院高校(山梨1)と対戦する。

(取材・文=森田将義)

【スコア】
東福岡(福岡) 8-1 神戸弘陵学園(兵庫)

【得点者】
1-0 4分 木藤舜介(東福岡)
2-0 10分 増山朝陽(東福岡)
3-0 15分 赤木翼(東福岡)
4-0 20分 中島賢星(東福岡)
5-0 40分 小笠原佳祐(東福岡)
6-0 46分 木藤舜介(東福岡)
6-1 49分 入谷子龍(神戸弘陵学園)
7-1 51分 近藤大貴(東福岡)
8-1 70+3分 餅山大輝(東福岡)

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