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C大阪期待の新高校2年DF庄司朋乃也…大型CB飛躍のシーズンへ

2014.02.09

セレッソの下部組織でプレーする庄司朋乃也

文=川端暁彦

 新シーズンに向けて期待の高校生プレーヤーを取り上げていく企画の第7弾は、Jクラブのアカデミーに所属する東京オリンピック世代の1年生(4月から新2年生)を紹介する。U-16日本代表、U-17日本代表候補にも名を連ねたセレッソ大阪の大型センターバック、庄司朋乃也(しょうじ・ほのや)だ。

 近年、全国各地からタレントを発掘するようになったC大阪のアカデミーだが、この庄司も遠隔地から獲得してきた選手。埼玉県のクマガヤSCでプレーしている姿を観た大熊裕司監督(大宮アルディージャ・大熊清監督の実弟)が素材感に惚れ込み、他のJクラブとの熾烈な争奪戦を制して獲得に至った。

 184センチの大型ながらスピードも備え、一発で局面を変えるロングキックも持ち味。ビルドアップや対人での駆け引きなど、まだまだ課題も多いが、昨季は1年生ながら最終ラインの中央を担い、貴重な経験を積んだ。

「ウチは前の選手ばかり育てているイメージがあるからね」と大熊監督が笑うように、C大阪はどうしても中盤から前線にかけてタレントを育てているイメージが根強い。そんな印象を払しょくするために、飛躍のシーズンとできるかどうか。昨季のレギュラー陣がズラリと残った今季はチームとしても大きなチャンス。その中で確固たる存在感を示したい。

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