FOLLOW US

星稜が決勝戦に向けて前日練習 河崎監督が浮つく選手に一喝する場面も

2014.01.12

前日練習で喝を入れる河崎護監督 [写真]=川端暁彦

 1月12日、前日に初の決勝進出を果たした星稜(石川)は東京工業大学附属科学技術高校の人工芝グラウンドで汗を流した。

 中1日で決勝を控えるだけに、メニューは負荷の小さいものが中心。1対1での対敵動作の繰り返し、クロスからのシュート練習、そしてPK戦の確認などを行って練習を切り上げた。河崎護監督は「今日は何も言えないよ」と笑顔を浮かべつつ、「国立で1勝したことで少しはリラックスして臨めると思う。優勝を意識せずにいかないとダメだと思う」と語った。また練習の最後には「少し浮ついたところがあった」と選手を一喝。締めることも忘れなかった。

 選手たちは初優勝に向けて意欲十分。FW森山泰希は「準決勝を突破しただけでは満足していない」と語り、GK近藤大河は「ここまで来たら最後まで無失点でいきたい」と意気込む。また主将のMF寺村介は「準優勝でも石川に帰ったら『おめでとう』と言ってもらえると思うけれど、実際は準優勝と優勝ではまるで違う」と、あらためて闘志を燃やした。

 富山第一(富山)と星稜の決勝は、1月13日14時5分から国立競技場にて開催される。

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO