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1点差ゲームをモノにした京都橘・米澤一成監督「相手の交代が当たっていた」 

2014.01.04

第92回全国高校サッカー選手権大会の三回戦が3日に行われ、沖縄県代表の那覇西と京都府代表の京都橘が対戦し、京都橘が3-2で勝利を収めた。

京都橘・米澤一成監督
「最後は相手の交代が当たっていたので、スピードのある選手が入ってきて嫌だなと思っていた。立ち上がりもリズムはよくなくて、小屋松のミドルシュートまでは苦しんでいた。相手の出足の速さにやられてボールをうまく持てなかった。相手にボールを持たれると小屋松はボールを触れない。そういうときに守備でがんばってくれたことが先制点につながった。狙っていたと思う」

京都橘・10小屋松知哉
「今日はシュートを意識してプレーした。相手の守備ラインが引いていたので、敵を抜くというよりコースを狙って打った。得点は、イメージ通り。1本目のミドルシュートを打った場面でGKが前に出てきているのは分かっていたので(頭越しのコースを狙った)」

京都橘・9中山俊輝
「サイドから攻撃すると、相手の守備がそのサイドに寄りがちだったので、逆サイドは狙い目だと思っていた。ゴールを決められて勝ててよかった。沖縄の選手は運動能力が高いのではないかとビビっていて、実際に能力は高かった」

那覇西・玉城真哉監督
「3失点とも痛かった。してやられたというより、何とかして防げたのではないかと思えるようなゴール。プレスにいきたいチームなので、相手が攻めてきてくれないと難しい。先行されて折り返し、体力的に厳しくなった。前半のうちに追いつきたかった。最後の時間は本当によくがんばった。國吉は、足は速い。でも、限られたスペースに走り込んで、あそこしかないというコースに打てたのは、今日、この最高の場所で引き出されたものではないかと思う」

那覇西・5徳元悠平
「やれていたけど、じれてしまった時間があった。相手は前回準優勝だし、今季はプレミアリーグの参入戦にも勝ったチーム。体を張るところはしっかりやってきた。自分たちも立て直せたけど、もう少し相手を見習わないといけないと思った」

那覇西・25國吉遼
「点を取ることしか頭になかった。裏に抜け出して、すぐにシュートを考えるだけだったので、思い切り振り抜いた。自信があるとかないとかではなく、やるだけだった。2点取れたが、あと何本かチャンスがあったので後悔がある。競っている試合は1本で決まる。1本も外したくなかった」

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