2014.01.01

長崎総科大附との打ち合いを制した富山第一・大塚一朗監督「最後は神頼み」

[写真]=佐藤博之

 第92回全国高校サッカー選手権大会の開幕戦が12月31日に行われ、長崎県代表の長崎総合科学大学附と富山県代表の富山第一が対戦し、3-2で富山第一が勝利を収めた。

富山第一・大塚一朗監督
「勝ててよかったです。最後は神頼みというか、どんな宗教の、どんな神様でもいいので……と、祈るだけでした。立ち上がりは相手の10番がうちの中盤の間に入ってボールを受けて、スルーパスっていうのが嫌だったのと、ダイレクトでフリックみたいな速い攻撃、頭ですらしたりして、それに勢いを持って入ってくるという攻撃が素晴らしく、怖いなと思いました。(相手は)強かったですね。県大会の19得点のうち13点を後半に取っていたチームだったので、後半に強いというところもあり、そこは集中して最後の笛が鳴るまでやろうと。去年、作陽にアディショナルタイムで超ロングシュートを決められたことがあるので、最後の笛が鳴るまで絶対に集中を切らすなといっていました」

「(25西村ががんばってくれたのでは?)そうですね。練習試合等であまり調子がよくなくて、ちょっと気合を入れて怒ったのがよかったかなと(笑)。『お前は2年生だから、次の年があるとか思ってるんじゃないのか? 3年生はこれで終わりなんだぞ』と。本人は『いや、わかってます!』っていってました。今日の試合では分かっていましたね(笑)。プレミアの経験として、状況に応じてシステムを変えたりしているのがよかったのかなと思います。スムーズにこぼれ球を拾って前線につなげることができていたと思います。(相手は)マンマークをつけてくるだろうなというのは分かっていて、後半に相手のマンマークを生かしていろいろやろうと考えていたんですけど……。1人退場になってしまって(笑)。リードしているし、しっかり守ってカウンターで積み重ねていけば大丈夫だからといいました」

「(5村上には声をかけましたか?)はい。『絶対勝つからな』と。『次に備えようと』。あと、『フィードもうまかった』と選手たちはいってましたね。サッカーなんて、バルセロナみたいにつないでくるチームばかりじゃなくて、ああいったチームもサッカーの一つなので、いろいろ対応しなければと思っています」

富山第一・25西村拓真
「県大会のときからああいう形を狙ってきたので、うまく合わせられてよかったです」

「(1人退場して苦しくなったけど、どう戦った?)フォーメーションも変わって、自分もあまり上がれなかったけど、セットプレーというチャンスで点が取れてよかったです」

「(開幕前に監督に怒られたそうだけど?)はい、怒られました。練習試合のプレーが悪くて、お前、本当に気持ち入っているのか、と。宿舎に帰って考え直しました」

「(気合が入ってなかったわけではない?)そうですけど、そこで怒られたことがあったので、もう一回、自分で考え直せたと思います。自分ではいいと思ってたんですけど、大学生との試合で、通用しなかったときに新しい発見ができました。攻守の切り替えの速さとか、守備の場面でも、1対1の場面でも、すべての強さや速さが違うと思いました。今日も立ち上がりは本当に相手が前から来てて、ガツガツ来るチームだったけど、それにみんなが体を張って対応できてよかったです」

「(3-2になったときは焦った?)あの(最後の)CKで入れられるんじゃないかと不安でした。球際とか激しくて、やりにくい場面はありました。応援があったりして、緊張するんですけど、その緊張感を楽しめました。これで最後だし、みんなも気合の入り方が違うというのが伝わってきました」

「(そんな中で決めたゴールは?)本当に、うれしくて、叫んだんですけど。「よっしゃー、見たか」って。だけど次もあるので、日本一になるために次も絶対勝ちたいです」

長崎総科大附・7境泰樹
「最後まであきらめずに、みんながボールに食らいついていたけど、もう終わったことなので切り替えたいです」

「(3点を取られたとき、巻き返す気持ちは?)はい、全然ありました。前に蹴って、前で勝負しようと」

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