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ただのファンか、はたまたスパイか…アルゼンチン代表が警戒を強める

2016.06.04

アルゼンチンは6日にコパ・アメリカ初戦でチリと対戦する [写真]=Getty Images

 6日に行われるコパ・アメリカ センテナリオ USA 2016初戦のチリ代表戦に向け、カリフォルニア州サンタ・クララでトレーニングを行っているアルゼンチン代表。

 ヘラルド・マルティーノ監督は2日のトレーニングを非公開で行っていたが、隣接する民家の屋根に一人の若者が上り、スマートフォンに内蔵されたカメラで練習風景を撮影していたのだ。

 アルゼンチン紙『オレー』電子版は、この若者がチリ代表を率いるフアン・アントニオ・ピッツィ監督のスパイではないかと推測。

「CIAのエージェントか、ピッツィの使者か、それともただの不遜な若者か。確認することはできなかったが、彼は練習が終わるまで高さ5メートルの屋根の上にいた。果たしてピッツィはこの映像を見るのだろうか」と書いている。

 また、非公開だったにもかかわらず、マルティーノ監督が練習中のゲームで起用したレギュラー組11人の情報も流出。

 それによると、GKはセルヒオ・ロメロ、最終ラインは右からガブリエル・メルカド、ニコラス・オタメンディ、ラミロ・フネス・モリ、マルコス・ロホ。そして、アウグスト・フェルナンデス、ハビエル・マスチェラーノ、エベル・バネガの3人が中盤を務め、3トップはニコラス・ガイタン、ゴンサロ・イグアイン、アンヘル・ディ・マリアだったという。

 屋根の上の若者が本当にスパイだったのかどうかは、チリ戦の先発の顔触れを見れば明らかになるかもしれない。

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